DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

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メンズカウンセラー・・・・魂のセラピーを目指して

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昨日はメンズカウンセリング講座第三講・・・私の講義は明日某大学でおしゃべりする内容を少しコンパクトにまとめた「ジェンダーと法」でした。

「性」に関わる様々な事象について、常識を超えて俯瞰する視点でお話をさせていただきました。私たちは当たり前のように「性」を受け入れてるけれど、それは決して当たり前ではなく、政策的な意図のもとに刷り込まれた無意識的な価値観に過ぎないと言うこと。

現在もまた、DVや虐待について、真実を歪曲した報道がなされ、多くの人々は問題を取り違え、思いとは逆な現実に加担してしまうことになります・・が、そのことにさえ気づきません。当事者になって初めて気付くのだけれど・・・・。

そんなこんなで、家族を巡る様々な困難もその原因は、無意識に刷り込まれた性意識や家族意識が原因してるけれど、そのことをちゃんと伝えてセラピーできるセラピストは皆無です。

それは、多くのセラピストにとつてセラピーの対象がクライアント個人の問題に還元されているからでしょう。けれど、個々人の病理は社会病理の症状であって、問題の根は社会にありますが、そのことについて社会の差別抑圧構造について無自覚なセラピストにはクライアントをその病理構造から解放することはできません。

と言うわけで、性を巡る言説の虚構についておしゃべりした後は、メンズカウンセリングとは何かをおしゃべりしました。

メンズカウンセリングはフェミニズムとは異なるジェンダー理解を基本とし、問題は性別ではなく、権力だとの定義づけをしています。そう、真の男性論に基づいたセラピーを言います。男のためのとか男によるセラピーを言うわけではありません。クライアントもセラピストも性別は問いません。

そんな講義の後は、ロールプレイを三本・・・どのロールプレイも迫真のカウンセリングモデルで、教科書どおりの「ふんふん、そうなんですね」というペラいロールプレイではありません。当事者ならではの体験に基づいたリアルなセッションです。

ロールプレイの後は、しんぺいちゃんの初ファシリのワークショップやら、私のボディーワークやら・・ボディーワークでみなさん一体感やら達成感を満喫してくださったご様子・・・

それにしても12時間がほんの数時間で過ぎ去ったような濃密な一日。みなさんの感想は楽しい一日だったとか・・・ありがたいことです。

講座終了の頃に、昔グループワークに関わってた方からの緊急電話で、警察との交渉も少し・・・警察の厄介にさせずに、穏便にことを運ぶためにその方をシェルターに身柄引受することと相成りましたとさ。

昨夜のシェルター定食、急な晩御飯でご飯はなくて・・・

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