DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

日本家族再生センター

グループワーク 支援記録

女の語るDV男 

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今日の女ワークは初参加の方もおられて、DV・モラハラ夫さんとの関わりについて盛り上がりました。みなさん本音で語られますが、女がみんな被害者というわけでもなく、自らの加害性について語る女性もいて、加害・被害が単純に性別でわけられないことにも思い至ります。

行ったワークは「インタビューゲーム」と「他己紹介」と。自分を語ること、人の語りを聞くこと、さらにインタビューした人のことをみんなに紹介すること、などで、あるある、そんなことと、自分の体験や思いが他者とかさなることで、それが個人的なことではなくて、構造的なことであることに思い至ります。

また、加害被害が性別の問題や悪意の問題ではなく、コミュニケーション不全や理解不能な相手に対する不信感であることにも理解は及びます。また自分が相手を理解できてないように、相手もまた自分を理解できてなくて、防衛的な心理がDVやモラハラになっていることもわかります。

DVやモラハラを加害者だけの問題として、加害者を糾弾しても、加害者が真に脱暴力するとは思えないし、狡猾な加害者にさせてしまいかねません。善悪で理解するのではなく、相手の問題、自分の問題と、問題を切り分け、相手の問題は相手に任せ、自分の問題と向き合うことで、自分の依存性や加害者性、傷つきや痛みも終わらせることができます。

それは相手との適切な距離感や関係を自己決定する力にもなります。結果相手にコントロールされない自分になることができます。こうなると加害者である相手も被害者である本人をコントロールできないことになり、相手自身も自分と向き合わざるをえなくなります。

相手を変えることはできないけれど、自分が変われば相手もかわっていく・・ほんと人の心はパラドックス。

そんなこんなでなかなかに深い語りに満ちた本日の女ワークでした。

ワークの後のランチはベーコンあさりのゆかりパスタ・・・

ランチの後も延々とおしゃべりは続きます。

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