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いろんな人がいる・・・・受容的空間の不思議 

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昨夜は珍しく土曜のグルメナイト。しかも盆休み。来週の金曜は某大学での夏季セミナーの講義で一日つぶれるので、前倒しで昨夜のグルナイとなりました。

さすがにお盆だけあって、いつもながらの満員御礼にはならずに、子供達はシェルター暮らしのこどもと1歳半のベイビーの二人だけ。大人は全員で10名。

面白いのは、1歳半のこども。人見知りが強く保育園でもいつも大泣き、知らない人には愛着を示さないとのことだったけれど・・・

一週間まえの私と初対面でも多少緊張してたけれど、泣くこともなくすぐに私とのいい関係ができましたし、知らない大人たちが大勢集まった昨夜も、すごくご機嫌さんで初対面のおじさんにもしっかり抱っこされて、ごきげんさん。

小一の女の子もちょーハイテンションで、いろんな大人たちにハグハグして回ってました。なんと「私は男が大好きよー」なんてどこで覚えた言葉か知らないけれど(笑)そんな子供達の機嫌の良さを不思議がるママ。

もちろんシェルターでの母子生活でエネルギーが溜まってたのかもしれません。けれど、それだけでなく、きっと、コントロールしない大人たちの作り出す受容的な空間の「グルナイマジック」が効いてるのでしょう。

いまの子供たちを囲む空間は、家でも学校でも、地域でも、子供達はいつも監視され、コントロールされ、自由はありません。あるがままを受け止め受容し、共に遊んでくれる大人はどこにもいません。

そんな子供達にすれば、グルナイの大人たちはまったく違います。両親のDVや離婚など、様々な体験をしている子供達も、月一のグルナイに何年も通っている内に、並の大人以上に対人スキルを獲得し、したたかに日々を楽しく暮らせるように成長しています。

家族問題で傷ついても、子供達の回復する力はすばらしく、親の体験した問題を連鎖することもありません。ほんらい子供はそんなものだと思うけれど、その回復の力を阻害するのが今の社会の有り様かもしれません。

そんな社会の構造から解放された空間だから起こる「グルナイマジック」。私の文章ではその本質を伝えきれないのがもどかしい。一見おバカで破廉恥な大人たちのわがままな居酒屋だものね。

そんな昨夜のグルメナイト、みなさん早々に帰宅されて、日替わりになる頃には珍しく閉店となりましたとさ。

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