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日本家族再生センター

日常

凄惨な事件・・・・ 

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今日は障害者施設で、19人が殺害されるという事件が起こりました。ニュースではあれこれ騒ぎ立てられるだろうけれど、大騒ぎして悪者叩きだけして終わるのではほとんどマスコミ報道に意味も感じられません。

フランス、ドイツ、トルコ、アメリカ・・各国でテロが頻発して大勢の方が亡くなられているし、そもそも、シリアやイラクでははるかに大量の人たちが爆殺されています。ほとんどニュースにならないけれど、イスラエルに爆殺されたパレスチナの人々は千人単位です。

死者の数だけでことの軽重を論ずべきではないけれど、日本で殺される人も、テロで爆殺される人も、空爆で爆殺される人も、命に変わりはありません。けれど、国内で起こったことに対して、あるいは日本人被害者については、大きな関心を寄せ、他国の不幸、外人の不幸には他人事で済ませてしまう、メンタリティーについてはどうも共感しえない私です。

話は変わるけれど、安倍がテロと断固として戦うと言いつつ、アメリカと作戦を共にすればこれから、日本はテロのターゲットになるのは当たり前。バングラデシュのテロにとどまらず、日本国内でも、ヨーロッパ各国のように凄惨な事件が起こりえます。

そんな時、犯人探し、悪者叩きでは、何も解決しないし、怒りの報復行為がさらなるテロを誘発する可能性もあるかもしれません。犯人を捕まえて死刑にしても、何も解決しません。ビラディーンを殺して埋葬しなかったのは、そこがテロリストの聖地になりかねないからで、犯人を殺しても殉教者になるだけ。殉教者の教えはさらなるテロリストを生み出します。池田事件の宅間くんも似たようなもの。彼は反省も謝罪もなく、勝利宣言して死刑で逃げ切りました。

犯罪者を殺しても、逮捕しても、それだけでは何の解決にもなりません。なぜ犯罪に至るのか、なぜテロに走るのか、その原因に対する対策を講じなければ、問題解決には至らないのは当然至極。これはDVも同じ、加害者は悪者だ、悪者は処罰を、などと言っても何の解決にもなりません。被害者支援で飯食ってる人たちには、加害者が居なくなってはこまるという状況になってしまいます。

犯罪者、テロリストに対する恐怖心や怒りを煽り、問題の本質から目をそらす・・・問題の本質というか社会病理からテロや犯罪が起こるけれど、その病理社会に寄りかかって、儲けてる人には、問題の本質的解決なんてして欲しくないのかもね。

事件が起こった時に、なぜ起こったか、結果誰が儲けるか、どうすればふせげるかなど、冷めた目で見るのも悪くないと思います。今回の事件の被害者には冥福を祈らざるをえないし、被害者のご家族、関係者など、多くの方がとても辛い思いをされてることと思います。今は、その方たちにはそっとしてあげていて欲しいと思います。今は大騒ぎするのではなく、事実を冷静に受け止め、意識を問題の本質的な解決に向けたいもの。それが何より被害者の方達に対する弔いになるのではないかと思います。

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