DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

日本家族再生センター

カウンセリング日記

家族って・・・自由でいいと思うけれどね・・みんなが幸せになるから!!

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このところ一連の名古屋・東京・女ワークでのメインテーマは「家族って何だ!?」でした。私たちの家族概念はパパ・ママ・こどもの核家族かそこにじじばばのいるサザエさんちみたいな拡大家族かくらいが一般常識としてあるでしょう。

けれど、ムスリムのように四人まで妻を娶っていいとか、ヒンバ族の酋長のように妻が二十人ほどいる家族とかは私たちの家族概念にはないでしょうし、最近騒がれてるLGBTなどの性的マイノリティーのつくる家族は法的制度的に家族としては認められていません。

で、これらの家族をめぐる常識・非常識だけでなく、家族形態の違いの意味するところを、セッションでは、猿学やら文化人類学的な視点も取り入れて、深掘りしようと言うもの。

このあたりの視点が入ってくると、今の核家族や拡大家族では家族に問題が起こるのは当たり前で、誰がいいとか悪いとか言う思考から一歩ひいて家族問題を理解することができます。そ、善悪で語らないと言う、メンズセラピーの基本です。

さらに無意識を形成する、DNAプログラムや生育の中で取り込まれる情動のありようなども、家族問題に大きく影響していて、単に教育して、認知や行動を変えると言うプログラムがいかに薄くて有効性がないか、その理由も理解できます。

まあ、この辺りのこと・・何日も何ヶ月もかけて、学ばないと理解できないことなんだけれど、私もセッション参加者も時間がなくて数時間で学んでいただくと言う無理な状況。とはいえ、家族は危険だし、今の家族概念は無理があるってことには気がついてくれると思います。

じゃあ、どうすればいいのかってことだけれど、そこで、それぞれが自分の人生とか家族とかを振り返ってみて、自分の中に答えを見つけることができるかもってところ。常識とか当たり前とかから離れて、自分はどんな家族を作りたいのか、そのためには自分がどうすればいいのかってことも。

要は相手の問題として相手をコントロールする思考様式から離脱すると言うことね。善悪ではなくてね。そして、そんな自分を理解してくれるあいてとか理解し合うための対話とかが可能になったら、家族問題は起こらないなるってこと・・。で、みんなが幸せになる家族をつくれるようになるつてことね。

まあ、そんなことを考えながら、名古屋・東京と行ったり来たりしながらセッションして、昨日は女ワークを。昨日の女ワーク・・前代未聞の四人しか参加者がいないセッションとなりました。で、語りは深まって、学びも豊かになったけれど・・家族問題を抱えている当事者にとって、とっても大切な学びや対話の時間に参加できなかったと言うのは・・損してたよー(笑)と言うところかな。

今日の朝のネオとのお散歩、かなり歩くのもしんどかったけれど、リハビリのためには歩かないとね・・と痛む脚と相談しながらの半時間でした。途中で、あれこれ趣味の花写真も・・。

 

ヒュウガミズキ             と サンシュユ

 

ハナニラ               と ヒマラヤユキノシタ

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