DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

日本家族再生センター

カウンセリング日記

自分を知る、受け入れる、語る・・・信頼関係の基本

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昨日は月一恒例の代々木セッション。朝一のミニ講座は「家族機能とセラピー」とのテーマで話しました。

夜バスは早朝の新宿に到着

私が日本初の男性運動を仲間たちと始めた三十年前に遡って、男性運動が男性支援にどう関わってきたか、あるいは女性支援とどう関わってきたか、などの話から始めて、男性支援がいわゆる女性支援と構造的にどう違うかを話しました。

フェミニストが家族問題も全て、男性支配の構造が問題の源であって、男対女の対立構造とみなすのに比べ、男性論の立場での支援(メンズセラピー)は性別の対立構造ではなく、権力構造が問題の本質であると前提します。性別ではありません。

フェミニストが権力を持って女性当事者に二次被害を加えるのは、そう言うこと、メンズセラピーからすれば、当然の帰結です。

加害被害・男女に関わらず、当事者が回復するには、権力構造を排したところでセラピーを行うのは当然のこと、さらに生育の問題に遡って、育ち直しのできるセラピーが有効と考えます。そのためにはセラピーに家族機能が必要であると・・。そんなことをおしゃべりしました。

講座の後は、ワーク「私の取扱説明書」でした。自分の性能、特徴、使用上の注意点とか、あたかも家電商品でもあるかのごとく、自分を客観視して自己観察し、それを他者に言葉で伝えてみると言うワークです。

自分の弱点と言うことも含めて、正確に書かないと取説にはなりません。自分の欠点を語りましょうと言ってもなかなか語りにくいけれど、取説として商品に例えて話すと、比較的語りやすいもの。そうして、自分のあるがままを、自分で受け入れ、他者に語りそれを受け入れてもらうことで、あるがままの自分に対する自負・・自己肯定感が高まります。

さらに、自分のあるがままを語るのですから、理解されやすく、対話することで相互理解も進み、信頼関係も構築されていきます。

お昼からのワークは、「言葉のプレゼント」一人一人がみんなに向けてメッセージを送り、またみんながそれぞれにそのお返事を返していくと言うワークです。言葉といえど、プレゼントしあうのはけつこう嬉しいもの・・・。

そのあとのワークは女のクローズドのワークです。お題は「私の満足度」。様々な項目について自分がどれだけ満足しているか、客観視してみると言うこと。

女ワークはいつもお菓子が並びます。

女ワークの後は、個人セッションが何件か。全部終えて、新宿からまた夜バスで・・ふぅー。

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