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日本家族再生センター

カウンセリング日記

グルナイレポート5/17

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一昨日のグルメナイト、新規参加者、久々の参加者も含め大人が13人こども5人のちょー満員御礼。

 

 

夜を徹して語られるのは、たわいのないおバカな話だけれど、女と男の常識を超えた本音トーク。なかなか世間では話せないDV話がここでは当たり前のふつーの出来事に。

「そんなこと言うてるから、かあちゃんに逃げられるんだわ・・あっはっは」なんて酔っ払い女に笑い飛ばされて、自分の不甲斐なさを受け入れ、コントロールをやっと手放せるいわゆる加害男性がいたり・・・「結婚もしてないし、同居もしてないけど産んだ子供の父親とは時々会ってなんとなく家族してるわ、幸せやで」・・なんて、世間では理解不能なことを語る女がいたり・・まあ、グルナイは異次元空間と言えなくもない。

私はそんな会話を聞き流しながら、せっせとキッチンワーク。次々と入るオーダーをひとりでこなすのもちょー大変。ほぼオーダーが終わって、片付け物をすませ徹夜組みを残して帰宅するのは二時すぎ。

グルナイの夜が明け、私が仮眠をとって再びセンターに入ったころは朝一組みは帰宅か出勤かでセンターを出てて、居残り組みが爆睡中。なのに子供達は徹夜でゲーム続行中。

そんなグルナイ明けのお昼前からカウンセリングがはじまって、昨日はカウンセリングが三件。いずれも、世間の常識にしばられて自由に考えたり行動することができなくなって、出口が見えなくなって困難を抱えておられる方達ばかり。、けれど本人たちは自分たちが常識に縛られていることには無自覚で、困難は相手や制度の問題と認識しています。

相手の問題と考えるから相手を何とかしようと、あれこれ試み、決局にっちもさっちもいかなくなって、苦悩を抱え込んでおられます。そんな方たちに助言するのは、誰の問題か、何が問題か・・ということ。そのことを説明するのに、グルナイで語られる物語はとても役に立ちます。もちろん物語として語るわけで、事例を語るわけではありません。

常識を手放すことは、一見怖いことだけれど、一旦常識から解放されたら、自由に考え行動することで得られるメリットがたくさんあることに気づきます。その怖さを乗り越えるにはやはり、背中をポンと押してくれるモデルが必要。実はグルナイのおバカな語りにはそのモデルがたくさん現れます。

世間の常識を超えてセラピーを行うことはそういうこと。ナラティブで言う所のオールタナティブストーリーだけれど、知識としていくらその理屈を語っても、セラピーの中でそのモデルとしてのストーリーを示せなければ、ほとんど無意味。一見、おバカで非常識な異次元空間だけれど、グルナイにはそんな不思議なパワーがあるってことかな。

けれど、そのセラピーの可能性について、私が世間に伝えるのはとても難しい。世間の人には理解できない概念だからねえ。もちろん、マスコミが私に場を与えてくれたら語れるけれど、そんな場も私には与えられないしねぇ。ほんと、バカなマスコミ、行政、専門家の方達ですこと。

 

 

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