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日本家族再生センター

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闘わず争わず・・白旗で対話を

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昨日は少し嬉しいお話がいくつか・・

カウンセリングで、妻の家出に絡む話はお聞きしてて胸痛むことが多く、妻に去られた夫の辛さもわかるし、出ざるを得なかった妻の気持ちや状況もわかるだけに、胸痛みます。

さらに、弁護士が入ると、気持ちのやり取りが遮断されて、ネガティブなやり取りとお金の話だけで進められ、どちらも相手の真意もわからないまま、傷ついて離婚、あとは不信感と恨みつらみだけが残るということも少なくありません。というより、むしろ、そんなパターンが普通です。

そんな私の弁護士イメージからすれば、今日のクライアントの語る相手方弁護士はこちらのクライアントの思いを理解し、それを素直に妻に伝えてくれそうとか、妻さんの考えや状況も差し障りのない範囲で、教えてくれてるようだし、身構えて対応する必要はなさそうです。

離婚するにしてもしないにしても、夫婦がちゃんと話し合って、相互理解の上に納得した結論にしないと、一方だけの思いを相手に押し付けていては、相互信頼には至りません。もちろん、結婚中も。家族生活の中でその当たり前が当たり前でなくなったまま、夫のコントロールに耐えられず家出した妻、今度は弁護士や司法の力で、一方的にやり返す、力の応酬。傷つけあい。

二人の問題は結婚した時から始まっているのだけれど、家族ファンタジーに酔ってる二人にはそれも気づかない・・本人たちも気づかないボタンの掛け違いは、子供ができたらたちまち、そのファンタジーも崩れ去り、支配と従属、結婚はくびきとなります。

そのボタンの掛け違いに気づき、一からかけ直すためにとりあえずいったん全部ボタンを外してみるのは賢い方法。引きちぎって信頼のボタンがすっ飛ばないように。けれど、弁護士は右と左を扱えなくてひっぱる事しかできないから、そのお手伝いは右と左を同時に扱う心の支援が不可欠。

昨日の彼は相手方弁護士と話しあって、妻に自筆の手紙を書くとのこと。なにより妻さんが安心できるような、そんな手紙にするそうな。手紙が彼女の心に届いて、安心してくれたら何より。

このお話がひとつ。

昨日はお昼過ぎに、自主上映映画「レッドピル」の上映のための打ち合わせで、京都府立大学に。上映予定の会場の確認とか、今後の作業の割り振りとかについてスタッフと対話。とても素敵な会場での上映ができそう。上映は6/17日、京都府立大学、1:30〜

女と男の対立ではなく、相互理解と相互信頼のために、私たちは何をすべきなのか、何ができるのか・・・憎しみや怒りに任せて相手を攻撃するのではなく今はただ、相手が何を考えているのか、感じているのかを知る事から。そんな思いに突き動かされたあるフェミニストのレポート。

素敵な会場で上映できる事・・このお話がふたつ。

そして、昨夜、相互理解のためにかけちがったボタンを全部外してみて、離婚後に、少しずつかけ直しつつある家族の物語、一つボタンが掛け直せそうと のご報告。家族の修復物語、私も一ページ読み進められそう。

このお話がみっつめ。

そしてよっつめのお話は・・・・ひ・み・つ。

 

 

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