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死にたくなるよねぇ・・・・いじめはどこにもあるし 

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最近の報道では、いじめ絡みで子供達が少なからず亡くなっているし、死なずに生きることに決めたと、カムアウトした少年の存在もありがたい。

いじめの認知件数は増え続けているし、文科省の対策も効を奏していない。民間でもCAPプログラムは結構な広がりを見せてるけれど、いじめの増加を抑止できるものでもないようです。

いじめの問題が言われるとき、しばしばいじめられる方が問題視されて、死ぬのは弱い、とかいじめられる理由があるとか言われてたけれど、さすがに最近はこんな言い方はおかしいとの認知が当たり前になって、いじめる側の問題として言われるようになったようです。

けれど、学校関係者は、いじめがあった、指導した、謝罪した、反省しいじめをしないと約束した、これで問題解決した、と認識しているらしく、文科省の調査報告では、88%ほどのいじめが解決したと回答しているらしい。

嗚呼・・こんなんではねぇ、いじめはなくならんよねえ。DVは犯罪です、加害者が反省した、謝罪した、だけで問題解決にはならないのと同じ。

加害者を悪者にして、謝罪させても反省させても、解決しないのは「反省させると犯罪者になります」という著作があるように、問題の本質を取り違えているから。

DVもいじめも、根は同じ、社会病理です。弱者がさらなる弱者を支配することで自分のアイディンティティーを保とうとする防衛反応です。ここには弱者=惨めという認知(価値観の囚われ)があります。

これは社会に蔓延する権力構造を是とする思考から来ているのだけれど、力あるものは正しくて弱者は間違ったもの、敗者、劣等などのスティグマを与えられます。この惨めさから自分を守るためにはさらなる弱者を苛めて自分を優位に立たせるしかありません。

多くの人は生育の中で弱者敗者としての痛みを繰り返し与えられるから、心の中にそのプログラムが常に働いています。負けてハッピー、落ちこぼれてラッキー、アホで安心、なんてことを誰も教えてくれないし、そのプログラムをインストールすることもできません。

私のところにはしばしば死にたいという思いを抱えてこられる方もおられますが、話を聞けば死にたくなるのは当たり前、そんな方には死ぬ前によくたどり着いてくれたことを嬉しく思うと伝えるし、死んで楽になるのもアリだけれど、死なずに楽になる方法もあるから一緒に考えよってお誘いします。

結局死にたくなるのは、その方の認知があるからで、認知を変えれば、その状況でも悩まなくて済むようになりえます。私の仕事はそのお手伝い。直接状況にアプローチして介入することができるケースは多くはありませんし、それは私の本来の仕事というより副次的なこと。

こんな私からすれば、学校の先生は状況にアプローチすることも仕事のうち。なのに問題解決できないのは(先生はできたと錯覚してるらしいが)いじめを含む暴力が社会病理だということ、自分たちがパワーコントロールしている加害者であることに対する無自覚、加害者対応について無知、など様々な問題が教師や文教政策にあるということでしよう。

はあー、いじめも虐待もDVも・・・なくならんよねぇ。こんなんだから。先生たちがメンズカウンセリングを学べば、そのあたり多少は理解できるのではないかと思うけれど・・・エライ先生は私のところになんかこないよねぇ。(笑)

とかなんとか・・・今日は一日暇でした。メンズカウンセリング講座の資料作りもしてたけれど、男性支援の論理のところで、私が15年ほど関わった男性のための電話相談の中で体験したことをあれこれ書き出してみました。

相談業務に就かれてる方はもちろん、対人支援に関わっておられる方にはとても興味深いお話になるのではないかと思うけれど・・・当日は行政とその男性相談とコラボして「男性相談研修会」みたいなことをやるらしいから・・・この面白い話を聞ける人はいないだろなー・・(笑)

今日は徒歩帰宅の途中、安物スーパーに寄ってみたけれど、白菜が少し値下がりしてて、寒い、鍋、白菜、と・・・白菜を買ってしまいました。まあまあ許せるお値段でした。

二キロ半ほどのかなりでかい白菜が380円・・

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