DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

日本家族再生センター

支援・援助論 日常

自分を変えるのは難しい・・・ましてや人を変えるのは無理? 

更新日:

人は変えられない、変えられるのは自分・・・ということはよく言われることだけれど、実際に自分を変えるのはとても難しい。生まれた時から無意識に刷り込んだ体験記憶やら、生育とともに周囲から学ぶ価値観や文化、これらは疑いもなくその人の血となり肉となりその人自身を作り上げていきます。

日常の行動様式やら対人スキルやらあらゆることが過去の体験の集積に由来しています。その人の人格と言ってもいいそれらを変えるのは簡単ではありません。今までの生活や本人の自我を支える自意識を消去・変更するのはとても不安です。頭で理解しても、感情はついてこなくても当たり前。DV更生プロクラムの有効性は疑わしい、と言われるのも当然でしょう。

これはDV加害者だけのことではありません。被害者も同様ですし、DVとしては問題が表面化しなくても、様々な依存や問題行動の背後にはやはり同じことが言えるでしょう。

こんな現実の中で私が脱暴力支援をやり続けてこれたのは、私なりのアプローチで加害者は脱暴力化し、被害者もエンパワーメントされて、コントロールされなくなる、そんな援助実践の有効性を確信できているからです。

その私なりのアプローチ・・知識領域の教育ではなく、むしろ当事者の生育の問題にフォーカスして、価値観や認知だけではなく、自己の存在の捉え直し、言って見れば生まれ直しや、育ち直しをすることで、人生をまったく別なものに変える、そんなアプローチです。

ですから、私は上から知識を押し付けることもしませんし、行動変容を迫ることもありません。いわゆる更生や教育ではありません。もっと深いところ、自身の無意識やら情動の領域での変化を促します。ですから、私のアプローチは一見、ただ面白おかしくおバカな話をしているだけだったり、楽しそうに体を動かしてたり、みんなでお絵描きしてたり・・・たまにはみんなでご飯食べてたり・・・一見、なにやってるかわからんことだろうと思うけれど、実はそれなりに論理構成していて、それは、私の著書に詳しく書いてます。

とはいえ、生まれ直し、育ち直しには、それなりの時間や場の力、多様な人格モデル、なにより受容的、共感的な関わりが必要です。遠くで私とは電話でしか話せないとか、体験をみんなと分かち合えないとか、そんな方には、私のアプローチは限定的。だから私なりにもっと力をつけたいと思うところです・・・。

そんな私、頭でっかちにならないよう、というかもともとアホな私ですから、賢くなりようがないのですが、直感や霊感、かなりイケてる概念の言語化能力で、仕事をしています。そんな能力を維持するために、身体機能の劣化は防ぎたいところ。というわけで・・・今日は二週間ぶりのランニング。なんと34度の疎水コースをのんびり休み休み14キロ走りました。もちろん日焼け防止のために完全装備。それでランニングだから、タフになるよねえ。

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蟬しぐれの疎水
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ホウセンカ
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何の花?誰か教えて
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ニイニイゼミでしょうか
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コンビニで水分と塩分補給
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クマゼミ?の抜け殻
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夏本番サルスベリ
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