DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

日本家族再生センター

日常

アイディンティティーと自己決定

投稿日:

アイディンティティー・・・打つのがめんどくさいので日本語の自我同一性と書くけれど、これって、言葉はかなり流通しているけれど、その言葉の本質を理解している人がどれだけいるのやら、なんとも疑問に感じる私。

自我同一性・・・ネット検索すると「英語の「identity」から生まれた外来語です。 主な意味は自己同一性や主体性、つまり「さまざまな個性をもつ他者・社会との関わりにおける自分らしさ」ですが、英語圏においては「自分の身元・身分の証明」としても用いられます。」

みたいなのも出てくるし「アイデンティティー(identity). 1 自己が環境や時間の変化にかかわらず、連続する同一のものであること。主体性。自己同一性。」とか「「自分は自分であると自覚すること」「連続性のある自己認識を持つこと」「自分の価値を他者に認められること」などを意味する表現である。」なんてのもあったり・・・・

考えてみると、その説明は簡単なようで難しい・・要するに他者や変化する世界の中で、生きている自己がどんな存在か自分で理解できているかってところかな。実存と言ってもいいのかもね。

私は思春期ころに、この自己とは何かってことでかなり悩んで実存不安に陥って、やがてパニック発作が起こるようになってからはその恐怖から逃れるためにアルコール依存になっていきました。今から思えばあれもまた良しってことだけれど・・渦中の頃は大変でした。

まあ、それというのも私がかなり哲学する子供だったし、両親も自由な思考の人で、私になにか大きなラベリングをする人でもなかったしね。親が強烈にコントロールしてたら子供はその価値観を内面化し自我同一性にしてしまうのかもしれないけれどね。「男だ」とか「正しき人だ」とか「日本人だ」とか「お金がある人だ」とか・・いろいろ。

私には親から押し付けられる、そんなラベルがないから、自分で自分の自我同一性を獲得しなくちゃならんかったし、それを教えてくれる大人は親以外にも誰もいなかったから、まあ実存不安になったのも当然といえば当然。

でもね、三十歳頃に急性肝炎になって、死ぬかと思った私はしつかり神頼みして、後一週間だけまってくれって(笑)一週間でいいからと。そのときに、それまで逃げてた、全てを手放すという作業ができて、やっと楽になれた・・・。これって宗教的実存っていうやつかな。

で、あちらにいくこともなく、一週間の予定がなんと40年も続いてる。もちろんあの時に交わしたのは「宇宙あるいは神・・なんでもいいけど」と繋がっている私のすべきことをたんたんとすればいいんだと。

それは、アホな私が唯一いただいてるスペシャルな力「言語処理能力」を使って与えられたメッセージを言葉にすること。だから私はあまり考えなくても、言葉がどこからか湧いてくるし、話す、聴く・・ことは疲れることもないし、まあ楽しい作業です。

というわけで、私の自我同一性は・・宇宙意識とか言葉とかで構成されているのね。ほんと壮大な妄想と言えなくもないでしょ(笑)

ああっ自我同一性・・アイディンティティーについて語ったけれど、自己決定について語るの忘れてたわ・・それはまた次回にね。

   

わんこのネオには自我同一性は・・たぶんないんだろな。  早咲きの山吹

ブログランキング参加しました。読んで良かったら、ぽちっしてね♫
にほんブログ村 家族ブログへ

-日常

Copyright© 日本家族再生センター , 2024 AllRights Reserved.