DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

日本家族再生センター

カウンセリング日記 料理

ひねぽんの材料・・廃鶏の扱い

投稿日:

鶏肉って比較的安いし、飼養効率からみても、牛や豚より、随分効率的で、環境負荷の低い蛋白源なんだけれど、現在の鶏肉はほとんどブラジルなどからの輸入品。だから、世界経済が頓挫すればたちまち欠品、鶏肉が食べられないと言うことになりかねません。けれど、そんな時でも産卵の終わった廃鶏はわずかながらいるでしょうし、その鶏を食べれば、なんとか鶏肉を楽しむことができます。が、廃鶏は硬くて、普通の調理では食べられたものではありません、今の私たちの感覚ではね。

たまたま、グルナイの参加者に姫路の人がいて、姫路ではご当地B級グルメで「ひねぽん」なるメニューがあると言うことを聞き及んでいましたが、廃鶏をどうやって食べるのか、よくわからず、その名前だけを知ってた程度。で、最近、いつもいくGSで、一キロほどの冷凍の廃鶏が一羽350円ほどで、売られるようになり、ひねぽんの詳しい状況を教えてもらって、私なりに作ってみたら・・「うまい」の一言でした。

昔々、私が小学一年か二年生の頃、近所の爺さんが鶏を締めてたのを何気なくみてたし、その鶏が解体されて、我が家の前で私の母親がその爺さんと買うか買わないか、交渉してたのをみていました。

で、母親は買った鶏肉・・・ガラでスープをとって、だしガラの骨を私もしゃぶっていました。肉はそれなりの料理になってたんでしょうけれど、一人一本のもも肉が食べられるのは、誰かの誕生日の時だけ。あまり肉を食べてた記憶はありません。それほど当時の食事状は厳しかったということでしょう。

けれど、そんな光景を見て育った私は、学生になった頃、大学の近くの養鶏場で廃鶏を安く買ってきて、捌いて友達とわけあって食べると言うこともやってました。友人に鶏を捌くのがうまい人がいて、その技術には感動したものです。

で今の私、多少はその技術(大したものではないけれど)を覚えてて、廃鶏をさばいて、ひねぽん用に処理することはさほど難しくありません。今日さばいた鶏肉・・・今度のグルナイで、ひねぽんにする予定。ガラは圧かけて煮出したので、スープにするし、だしガラはネオの餌になるかな。一切無駄にすることはありません。肉に関しては、究極のエコかも。そんなわけで、来週のグルナイ参加の方、ぜひひねぽんをオーダーしてくださいね。私も姫路の人たちの昔ながらの食べ物を大切にするこだわりに敬意を払いながらね。

ブログランキング参加しました。読んで良かったら、ぽちっしてね♫
にほんブログ村 家族ブログへ

-カウンセリング日記, 料理

Copyright© 日本家族再生センター , 2024 AllRights Reserved.