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日本家族再生センター

カウンセリング日記

安上がりの男・・・楽貧生活35年

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私がいわゆる「仕事」をすることをやめて35年となりました。いわゆるサラリーマン生活は、会社を転々としてたけれど、どこも長続きせず、結局十年で見切りをつけました。脱サラ、とか独立起業とか、そんな勇ましいものではなく、ただお金を稼ぐために努力したり、我慢したりができない我儘な私でした。

仕事を辞めて特にしたいこともなく、できることもなく、息子の保育園の送り迎えとか、家人のご飯作りとか・・主夫生活をしつつ、家人のご飯の材料代を稼ぐのに、雑誌や新聞の投稿をしたり、趣味の料理教室をしたり・・そのうち、フェミニストがオーナーの女ばかりのレストランにバイトに入ったり・・。

その関係でフェミニズムに関わるようになり、今は大センセの上野千鶴子に焚き付けられて、関西での男性運動の走りのような団体を立ち上げたり・・。その運動が日本で初めての男性運動につながって、私はその中でもフェミとは一線を画して、男性当事者の視点で原理主義的な男性運動を唯一続けていくことになりました。

当然、アカデミズムや行政などの権力構造とは相容れなくなり、その利権構造からは排除されることになりました。いわゆる干されたということ。当然、支援についても行政の補助は無くなりますし、委託事業や講演依頼もなくなり、財政的には厳しくなります。とはいえ、もともと主夫時代から、金のないのが当たり前の生活に馴染んできたし、支援活動もボラ気分で続けてるので、それなりの収入を前提としなくても問題はありません。

当時、環境問題のミニコミに「味くんの楽貧(らっぴん)生活」なる連載も書いてたりして、貨幣経済に依存しないライフスタイルを提案していました。

その価値観やライフスタイルは今も変わらず、低収入だけれど低支出で実質豊かな生活を実践してきました。実際お金のことで家族で揉めることもなく、借金することもないし、ほとんどローンで苦しむこともなく、不思議なことに家が三軒もあると言う事実。

もちろんしっかりお金を稼いで豊かな消費生活を楽しむ人がいてもいいし、私のような暮らしをすることで幸せを感じることもまたいいものです。とはいえ、環境問題や、貧富の問題、さまざまな人権問題、などなど考えると、さまざまな問題を抱える貨幣経済に加担して生きるより、それに加担しないで幸せになるという思想的な自己一致を得ることで、より自分の人生に豊かさや自己信頼感を感じることもできたと言うわけ。自己満足といえばそれだけのことかもしれないけれど、自己満足大いに結構な私。

そんな私、今日は、半年に一度のイベント、マイカットでした。お風呂場で、ハサミとクシでチョキチョキと。

早い安い・・うまくはないかも・・けれど、手探りの作業にしては上出来。とくに人目を気にする私でもないしね。

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