DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

日本家族再生センター

グループワーク 支援・援助論

分離保護だけでいいの? ・・・・被害者の回復・・・

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一昨日は女ワークを、昨夜は男ワークを・・・いずれもエゴグラムを行いました。女ワークでは渦中の被害女性のスカイプ参加もありました。その語りの生々しいことにもかかわらず、参加者は動じることなくみなさん傾聴されていました。

 

スカ参加とリアル参加で十数名の女ワーク、ランチ後のデザートはバナナケーキ

世間の支援でいう分離保護で、問題解決できるなら、私のところにつながる必要はありません。そんな簡単なものではない状況を生きてられるその方に、私たちができることは、ただ、その方の存在や状況を理解し、その方の判断や存在を受け入れ、その尊厳を伝えることでしょうか。

世間の支援者の言うように、その方は暴力から逃げられない、哀れで無知で弱い存在でしょうか。とんでもありません。世間の抑圧を受けて困窮する家族の困難を引き受け、苦悩に苛まれつつも、生き抜いている、その力はどこから来るのでしょう。その力に私たちが学ぶことも必要で・・・ワーク参加者は、傾聴という態度でそれを感じておられたのかもしれません。

また昨夜の男ワーク、これまた渦中のモラハラ被害女性の参加がありました。生育の問題や、夫婦間の問題が、本人に不安や恐怖を刷り込んだようで、心身ともに疲弊しておられましたが、私と関わるようになって、少しずつ状況に対応する力もつき「一人で考えてても解決しないし、不安と向き合うには他者との関わり、他者の承認を得る必要があるよ」と常々助言させていただいてましたが・・昨夜は不安の中勇気をだして、DVモラハラ男たちの集まる男ワークに参加してくださいました。

女二名参加の男ワーク。深くて濃い対話が続きます。

彼女は、不安や恐怖の対象である、わけのわからない夫の理不尽な言動について、恐々と男たちに質問し、彼らは、それぞれ夫さんの言動の意味を解説してくれたようで、わけわからなかった、夫の言動の意味がわかったようで、そのぶんわからないことから来る恐怖や不安から、少しは解放されたご様子、最後にちゃんと答えてくれたことについて、彼女は男たちに感謝の言葉を伝えておられました。

ついぞ2時間ほど前は、モラハラ男に対する不安と恐怖でフリーズしかかってた彼女の心が、2時間後にはそんな男たちに微笑みつつ感謝を伝えられるほどに、劇的に変化したわけだけれど、彼女が不安や恐怖から解放され、自分の心が自由になるための第一歩が踏み出せたのかもしれません。

用いた材料はエゴグラムという基本的な心理分析方法だけれど、それは自分の心理状況は自己分析できても、なぜ自分がそうなのか、どうすれば自分の問題が終わるのかについて、エゴグラムは答えてくれません。

エゴグラムをネタに、自分の体験や感情にフォーカスし、それを他者と語り合うことでやっと、自分の本質的課題に迫ることができます。自分がどこから来て、どこに行こうとしているのか・・・その答えは自分の中にしかないけれど、自分一人ではその答えは見つかりません。他者という心の鏡があってこそ、自分の無意識の心が見えて来るというもの。

そのためには、多様な視点、多様な体験を知るということが不可欠であり、男だけとか女だけ、被害者だけ、加害者だけというカテゴライズされた集団よりも、多様な人たちの集まりであることが重要です。さらに、その方達がバイアスなく自由に語れるためには、語りを抑圧する、知のコントローラーであるセンセは不要です。コントロールを手放した、ワンダウンポジションでいられるファシリテーターが必要です。かわいそうだとか、DVだとか言い募って、参加者を支配する支援者は二次被害の原因となりかねません。

でもねえ、世間の加害者プログラムって、そんなんばっかし。内閣府であれこれ謀議してるかも知らんけれど、パワーコントロールの権化のようなあのセンセたちが集まってるようでは、まあ、女性支援の二の舞で、金使って二次被害を再生産してるってことになるのがオチって私は理解しています。

まっいいけど(笑)

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