DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

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ほんとに男ってどうしようもないわねっ・・・ 

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昨日の女ワーク、開催時間になっても人が集まらず、シェルター利用の母子とおしゃべりしててしばらくしたら、ぼちぼちと集まってきて、結局子育て中のママ三人と育ての終わった母ひとりと私、計大人5人子供四人の集まりとなりました。

スタートがだらだらのおしゃべり会だったので、これといったワークもせず、フリートークに任せていました。夫のモラハラでシェルターに避難してる現役のママと、以前シェルターに避難してた先輩ママとが話してたら、モラハラ夫の理不尽さに話は尽きません。

その語りによれば、夫たちは外面はいいけれど、家族に対しては激しいコントローラーで、自分がお山の大将でないと気が済まない、幼稚とも言える言動を真顔で行い暴力的な支配に問題意識を持つこともない、ということらしい。

彼女たちからすれば、そんな夫の言動は意味不明、どうにも理解できないしまともな対話も対応も不可能、黙って耐えて自分を殺すか、ヒートしてDVとして問題を表面化させるか、とりあえず、避難して様子見やクールダウンで当面の対処をするか・・・

問題を表面化しても、子育てやら仕事やら、様々な困難が待ち受けているのもよくわかるし、実家や親戚の支配でまた辛い思いをするのもイヤ・・・ということで私のシェルターに来られているわけですが・・。

DVやモラハラの被害者である妻たちの辛さは私もよくわかるし、かといって離婚してハイ問題解決と言うほど簡単ではないということも理解している私。しかも私はDV・モラハラ夫の言動・心情も理解しているので、単純に男が悪いということもありません。

そんな私が彼女たちにできることは、安全・安心の確保と、過去体験の痛みを終わらせるべき癒しをもたらし、彼女たちの自己肯定感・自己決定力を高め、誰かに依存することなく、自己実現を目指すことのお手伝いでしょうか。それで離婚になるのか、再同居になるのか、それは本人たちの自己決定に委ねますが、どの場合でも、傷つきを防ぎ、みんなが幸せになれるよう離婚を含めた修復的支援に徹します。

夫たちが自分の問題を受け入れ、それと向き合いたいと、私に繋がってくれれば、双方に対する支援が可能で、修復的対応がやりやすくなります。

昨夜も仕事のことで心辛くなって、一年ぶりに私にヘルプを求めてこられてスカイプでのカウンセリングをさせて頂いた妻さんがおられたけれど、その方は以前モラハラ・別居・調停と進む中で、夫さんも私の支援を受け、二年くらいで家族修復を達成して、今は彼も、彼女の気持ちに共感し、よく聴いてくれるのでありがたいとのことでした。

こんな私からすれば、DV・モラハラ夫のどうしようもない言動も、それに至る理由もあるしそれなりの対応もあるということ。問題を夫だけのものに転嫁して、そんな夫から逃げるということだけでは、ほんとの問題解決にはならないし、被害者である妻も楽にならない可能性は高いのが事実。

時間をかけて、こじれた問題の原点から解きほぐして、問題解決をめざいたいもの。「男が悪いっ」だけでは解決しませんしね。

とりあえず、傷つきや不安を終わらせて、自己の尊厳や自己信頼を回復し、幸せな未来に向かって自己決定できるよう、力をつけてもらいましょう。そんなことが可能になるのも、どんなことでも自由に語れて、批判も評価もなく、受容的共感的な場の力があればこそ・・・昨日の女ワークもそんなことでしたとさ。

そんなこんなの女ワークの後はシェルター晩御飯。鶏照り焼き定食でした。

そうそう、そんな昨日、地元男女共同参画センターのイベントにワークショップ応募した採否結果のお知らせが届きました。

このイベント、ワークショップ募集が私のところに届いたのは多分初めてだったので、面白半分にエントリーしてみました。テーマは「DVはなおる・・被害者の回復」だったかな。すると、やっぱし断ってきました。ヌエック(国立女性教育会館)では問題なく採用されるのに、地元では拒否られるのはやっぱし、冤罪セクハラ判決が影響してんのかな。地元の被害女性がいつまでも救われないのではないか、との私の危惧は地元女性支援にはお節介なのかもしれませんね。(笑)

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