DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

日本家族再生センター

グループワーク

夫の機嫌を損ねないように・・・恐怖でコントロールされる妻

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今日の女ワークは男三人を含む11人の集まりとなりました。多くの女たちは、今まで、夫が怒らないようにとヒヤヒヤ、ビクビクしながら暮らすのが当たり前になってて、知らず知らずのうちに、自分の言いたいことも言わず、ただ夫のいうことにだけ従うようになっていたと。

で、そんな夫のモラハラやDVに耐えられなくなって、あれこれあった結果、たまたま私のところに繋がった女たちがこうして集まっています。

もちろん、現実にはDV女の暴力に怯える夫といパターンもあり、暴力でコントロールされるのは女だけというわけでは決してありません。たまたま女ワークだから、そんな妻たちが多くいるというだけの話。

今日のワークのお題は「私を動かすエネルギー」です。判断や行動の原動力・・動機は一体なんなのか、自己洞察してみましょうというもの。お金とか、名声とか、愛とか不安とか、答えは人それそれ。どれが正解でもありません。そのワークで見えてくるのは、夫にコントロールされていた自分とか、今は夫の機嫌を気にすることのない自分とか、自分と家族の関わりとか、自分の人生の意味とか・・・さまざま。

確かに夫のパワーコントロールは問題だけれど、それは夫の問題。本人の問題ではありません。けれど、夫のパワーコントロールからくる恐怖で支配されるのは妻本人の問題。夫のコントロールを拒否し自己主張する力がなければ、いつまでたっても支配関係はおらわないし、夫と離婚したとて、別の人のコントロールを受け入れてしまいます。カウンセラーとか弁護士とか・・。本人は自己決定してないから、うまくいかないことは全て夫や他人のせい、私は悪くないんだから・・と。これでは何も解決しません。

もちろん、ノーというのは簡単ではありません。けれど、まずノーと言っていいんだというところからスタートです。言えないなら言えないのはなぜか、どうすれば言えるようになるのか・・などなど・・当事者同士の語りから、そのあたりの答えが見つかるかもしれません。すぐには見つからなくても、いずれ見つかるしノーと言えるようになります。ほんと不思議なことですが・・・。

今日のランチはボンゴレ・ビアンコ デザートはパンケーキでした。

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