グループワーク

指導しない教えない・・・メンズワークの不思議

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昨夜の男のワーク、女性二人、子供一人の参加を得て十人ほどの集まりに。ファシリはテルさん、お題は「感情の身体表現」なるワークでした。

一般的に男たちは言葉で感情を表現するのは難しいと言われるけれど、では言葉以外の感情表現はどうなのか・・・実は、自らの感情にフォーカスすることはあまりないので、言葉以外でも意図的に感情を表現することはほとんどありません。

ただ、無意識に現れる身体表現から他者はその人の感情を読み取ります。けれど、その読み取りが、本人の感情に沿ってるものかどうか・・・それはわかりません。擦り合せることなどないのですから。

ということで、夫婦といえど、感情領域における相互理解はとても難しいということがわかります。相手の気持ちがさっぱりわからないと言う話は良く聞く話。特に男性は感情の抑圧が強く、自分でもその抑圧した感情について無自覚です。不安や悲しみについて蓋してるから言葉にすることもできません。結局、防衛的な、相手に対するコントロールが先に立つ会話、態度しかできないと言うことになってしまいます。

昨夜はその辺りを気づいてもらうためのボディーワークでした(たぶん)。自分が表現したい感情を言葉でなく態度表情で現してみようというもの。

怒りや暴力的な感情、拒絶やコントロール、悲しみや抵抗、などいろんな感情が表現されました。そして他人の表現に対してそれぞれが受け取った感情と確認するという作業も続けます。多くの男たちにとって、そんな作業はおそらくワークに参加して初めて体験することでしょう。自らの感情やその表出について、日常はほぼ、無意識、無自覚なのだから。

感情の有り様やら表現、その受け取りは人それぞれ、どれが正しいでも間違いでもありません。その正解のなさというか個別性について理解が及べば、感情の相互理解の難しさや重要性にも思い至ります。この辺り、ファリテーターが正誤を教えられるものでもないし、そもそも心の有り様、受け取り様を教え得るという考え方そのものが傲慢で暴力的だと考えるのがメンズセラピーの基本です。

ところで、そうやって表現された様々な感情だけれど、喜びや感謝、感動や安心、満足や幸せ、などのポジティブな感情の表現は少なかったように感じた私。多分、生まれてこのかた人生の多くの時間で、ネガティブな体験が多かったのかな、と少々痛々しくも思えました。そりゃそうです、DVやモラハラなどで辛い思いをしてここにたどり着いた人たちですからねぇ。きっと子供の頃から、コントロールされ、傷つき、その痛みに耐えてきたんだろうなと想像もつきます。

これからは、自分の感情を抑圧することなく、他者もコントロールすることもなく、あるがままでお互いを認め合い、心地よい関係を作って欲しいものですね。

 

 

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