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フェミニストの言う人権って何だ?

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フェミニズムの基本概念は「男性による支配から女性を解放する」ことだと思うけれど、それに対して私は異論はありません。私は昔フェミニズムをかじり、そこから自分の問題が実は自分の問題ではなく社会の抑圧構造の問題だと気づくことができました。

けれど、フェミニズムを理解していくと、自分の問題はフェミニズムでは解決できないということも理解できました。私は「女を抑圧する男」という概念でくくられてしまうからです。

で、やはりフェミズム周辺にいる男たちとメンズリブを日本で初めて立ち上げたわけです。メンズリブの活動の活動の中で、いろいろ学ぶことができました。フェミニズムとは違ったジェンダーや差別に対する理解、男が自分らしく生きるのための理論や実践など。

で、その学びを生かすべく、仲間たちと日本で初めての電話相談「男・悩みのホットライン」を立ち上げたり、男の脱暴力支援を始めたり・・そしてそんな活動の拠点の隣の部屋に私は新たな男性当事者のための支援拠点を作ろうとしたけれど、メンズセンターの運営会議で、私の提案は拒否され、やむなく京都に当事者支援の拠点を作りました。これがメンズサポートルームです。

メンズサポートルームでは、DV加害男性に対する脱暴力支援として非暴力グループワークを開始します。同じ頃私のところ以外にも加害者プログラムを始めたところがあるけれど、男性当事者の視点で脱暴力支援を始めたのは唯一私のところだけです。治療プログラムだったり、更生プログラム、教育プログラムばかりでいずれも権力構造を前提にしているから、有効性に疑問を感じていました。

世間では当事者の視点での支援なんていうものは理解不能らしく、男たちに反省と謝罪、価値観の変化を求めるものばかりで、フェミニストもしかり。メンズの視点での脱暴力支援は加害男性を甘やかすだけで、有効性はないばかりか危険、とまで言われてたようです。

とはいえ、この頃までは、私もホットラインでは活動を継続してたし、メンズの仲間たちも私の活動にある程度の関わりを持っていて、グループワークは一緒にやってたりもしてました。

おおっ、もうこんな時間だ・・・続きはまた明日。とりあえず、レッドピルの最新チラシを貼り付けときます。印刷用は下記から引っ張ってください。

 

red pill ポスター

 

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