カウンセリング日記

押し付けちゃダメ・・・それマイルールだし

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DVや虐待の加害者は真面目でかつ小心者が多いような気がします。自己肯定感が低い分、他者の評価に依存するし、批判も恐れて社会的な逸脱もしないし、努力家でもあります。

自分の感情も抑圧し、わがままも言いません。自分に厳しい分コントロールできる弱者にも厳しくなります。

こんな人に、暴力はダメ反省しなさい、と言えば、反省もするでしょうしダメな自分を責めて、ますます自己肯定感も低くなるし、他者の評価に依存することになります。結果我慢が限界になった時に激しい暴力になるか、怒りが自分に向かって、心病んでしまうか・・・。問題の解決にはなりません。

と言うわけで、私は、暴力はダメ、というのではなくて、暴力をなぜ振るったのか、考えてもらうことを脱暴力の基本としています。例えば家族役割を全うしない家族に対する怒りがなぜ起こるのか、そのことに気づいてもらうワークのひとつに「マイルール」というワークがあります。

自分の中の行動規範をマイルール、ファミリールール、ソーシャルルール、に分けてもらい、それを何人かでシェアしていただきます。

そうすると、マイルールもファミリールールも人によってかなり違うことが理解できます。当たり前と思ってたことが決して当たり前ではなく、自分がそう思い込んでいただけ、ということに思い至った時に、それを自分が正しいこととして一方的に家族に押し付けていた、ということも理解できます。

自分の価値観(マイルール)を押し付けるのではなく、その価値観を共有できるのか対話し、無理なら、相互に納得できるファミリールールを新たに作っていくことで、暴力的支配やパワーコントロールの不要な家族関係を再構築できます。

先日のカップルカウンセリングでも、そのあたり、私が双方の価値観を引き出しながら、対話を重ね新しいルールを作ることができました。本人にとって善意や愛情からの行動であっても、それが家族を苦しめたり不安にさせたりしては、善意も愛も無意味だし、悪意に取られてしまいかねません。とりあえず、ギリギリのところで家族崩壊は防げたのでは無いかな。

 

 

 

 

 

 

 

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