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家族ってなんだ? 共同幻想としての家族(Ⅱ) 

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昨日は  ソウルフルセラピーを学ぶ 〜魂に触れる旅〜   の第三講、最終講でした。この講座、初回から常識を疑う・・というところからのスタートで、既存の価値観や常識に固まった頭をシェイク。常識、当たり前で出来上がった知の体系からはぶっとんだ講座をめざしました。

現在の科学では理解できない現実に対して、科学的にありえないこととして心に蓋をするのではなく、科学では理解できない現実を受け入れ、それを理解しようとする態度こそ真に科学的な態度と考えます。ありえないと頭から否定する人は、科学という迷信に囚われた人たちであって、そんな人には人の心の真実は見えてこないのかもしれません。

前回の講座で扱った話、量子世界のそのさらにミクロな世界も宇宙を満たす謎もまだまだ人類には理解不能な世界だけれど、多くの科学者はその謎を解き明かそうと努力しています。ありえないと蓋すれば科学の進歩は止まります。

幸い、私は科学者でも研究者でもありません。その未知なる真実を探るのは私の仕事ではありません。私は多くの研究者の学びを参考にしつつ、人の心の動く現場で推論し仮説を立て直感と妄想で、苦しみや困難から人の心が解き放たれるための道筋を模索するのが仕事。

というわけで、昨日は今の日本人の家族幻想が幻想であることを説明するために、サル学やら文化人類学、遺伝学やらの知識を寸借して、人類の進化と家族の形態やその意味を語らせていただきました。さらに日本の家族の常識についてもそれが近代からつくられた家族幻想であることを説明するために参考にさせていただいたのは、

日本の家族と性をめぐる研究書です。明治政府が否定し、ないものにした江戸時代の庶民の性と家族のありようを、欧米を含め多くの研究者が事実を明らかにしていますが、その知識は、現代の経済を動かしている人たちには不都合なことなのか、公的な教育やマスコミに乗せられることはありません。というわけで、日本人の真実を知ることなく、家族機能を失いつつある家族幻想に未だしがみついてる多くの日本の人たち・

DV・虐待・引き離し・自傷・・引きこもり・・・・家族をめぐる様々な問題が言われるけれど、すべて個人の病理、あるいは家族病理としてしか理解されず、近代家族の内包する問題と病理社会を批判する研究者はあまりいないように感じます。

なぜなら、研究者は国家や企業の仕組み(研究費)から離れて研究しえないのですから、体制に不都合な研究はできるはずもありません。無力なアカデミズムに期待することなく、現場で心病む当事者や家族問題に苦しむ当事者によりそい、その囚われた常識の檻から出口をともに探し出すには・・・

魂を誰にも売り渡すことなく、体制の枠の外で自由に語れる私でないと、魂を癒すセラピーはできないよねってことで・・・ソウルフルセラピー講座を、楽しくおひらきとさせていただきました。

あっというまの二時間だったけれど・・・参加された皆さんの吸収力には私も嬉しくなったり助けられたり・・いい時間をいただきました。主催されたyumimuさまには変わらずの感謝です。

今日ものんびりしてたので、百均でかった苔玉もどきにゴットセフィアナとベンジャミンを植えてみました。活着するかなあ・・・

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