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争う前にまず対話を・・・・調停前置主義の意味する所なんだけれど

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夫婦問題であい争う前に、ちゃんと対話して解決しませんか・・というのが調停前置主義の本意と理解してますが、問題は間に入る調停員が心理学・社会学など、こじれた夫婦の間に入って対話するに必要な知識やスキルを持ってない、ただの素人だと言うこと。

また、本人同士が対話できればいいけれど、弁護士が代理人として入れば、弁護士は受任する時点ですでに離婚で得られる成功報酬の獲得を目指しますから、ちゃんと対話して夫婦が仲良くなってくれたら困るわけで、調停も訴訟の前哨戦にしてしまいます。

ことが離婚で決着するよう働きかけますから、まず修復的な働きかけはするはずありません。そして訴訟になれば、司法の機能は法にてらしてどちらに非があるかジャッジすることですから、ここもまた修復的な動機にはなり得ません。

どちらが勝っても負けでも、傷つきや恨みは残るし、それが事実によるものというより、調停の中で出された虚偽や誇張、悪意によるものと思わざるを得ないというケースも少なくないというより、そういうことの方が多いのではないかと思います。

ですから、すこしくらい時間がかかっても、私が間に入るから、少しずつ対話を重ねていきませんかとお薦めすることも少なくありません。幸い私は、弁護士ではないから、法的助言をするわけではないし、中立的な立場で双方に関われるし、離婚して成功報酬を得る立場にもありませんから、極力法的係争事案に進まないよう修復的な助言をしています。

けれど、双方に傷つきが大きくて対話できないとか、対話スキルがないとか、心理的問題があるとか、そう言った場合は対話以前にそれぞれの問題に向き合ってもらって、冷静に対話できるようにそれぞれに必要なセラピーをしていきます。

最終的な解決・・・そこに至るには数ヶ月から数年という時間がかかりますが、その時間はそれぞれが成長し、それ以降の豊かな人生を再構築するための投資期間と考えたら安いものです。

でないとねえ、仮に裁判で離婚しても問題の本質は何も変わってないから、また別の人と再婚して、おんなじ問題を繰り返してしまうのがオチ。まあ、弁護士にはお客さんが減らなくていいことなんだろうけれどね。

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