DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

日本家族再生センター

体験談

アサーティブに◯◯する

投稿日:

りゅう

私の妻が暴力を振るい出した(DV化)のが4年前のことでした。

妻はもともと生育家庭に問題がありモラハラ気質はあったのですが、当時は妻が大学を中退して社会的な経験値が少ないことが原因だと甘く考えていました。

それなりに社会人経験を積み、里帰り出産を経て義母が家庭内に関与してしだいに妻の精神状態がおかしくなり、実家依存が深まり病的になってきました。

当時3歳の息子の目の前でも塞ぎ込んだり喚き暴れるようなことが増え、子どもの3歳児検診の時に保健師の前で泣き出してDVシェルターに子どもをつれて逃げるなど問題行動をくり返すようになりました。

あるとき、妻の110番通報でやってきた警察は被害者である男性の私にはまともな聞き取りもせず妻の言い分だけ聞いて、被害者である私を逮捕し、私を加害者として3か月間の不当勾留をしました。その後も警察や行政、裁判所の人権侵害に今も直面しています。

私はそのことで、PTSDを発症しながらも藁をもすがる思いで日本家族再生センターのワークに参加したのが1年半ほど前です。初参加が東京でのメンズカウンセリング講座で自身の体験をはじめて言葉で表現したところ同じような体験をされた参加者から共感的な対応をしていただき、なんとか命をつなぐことができたというのが実感です。

その後はワークや合宿、ボランティアに参加してたくさんの参加者たちと場を分かち合いましたが、一般の講座ではいわゆるDV加害者や親子を引き離したらしき女性当事者もいて正直怖い思いもありました。しかし、そこをあえて怖いもの見たさ?で参加することで視野が広がり、女性恐怖症が払拭されたように思っています。

一番気に入ったフレーズが「アサーティブに◯◯る」って言葉で、不思議と自分の加害性を自覚している女性はぜんぜん怖くなくなりました。自分でもアサーティブに自分の怒りを表現してみようと考え方が180度変わって今にいたります。

思えば、元妻との生活では妻を精神異常者扱いして自分の本心に蓋をして傍若無人な妻の振る舞いもできるだけがまんしやり過ごすようにしていましたが、これがよくなかったのかもしれません。いまもまだ子供に会えない親子引き離しの渦中にはありますが、自分の置かれている状況を真正面から受け止め、元妻や行政、警察、司法の理不尽な判断に泣き寝入りすることなく、立ち向かっていく勇気が芽生えています。

味沢さんのアドバイスは具体的で知見に満ちたもので、一般の社会常識にとらわれない枠の広さが魅力です。すべてを実践できるわけじゃないけど、「そんな考え方もあるんだな」と受け止めると自分の輪郭がはっきりします。

私自身はDV問題そのものの解決というより自分自身のメンタルを整えるためにワークやメンカン講座を利用させていただいています。女性の暴力やDV・親子引き離し問題は自分自身で解決しないと誰も助けてはくれません。

女性支援やいわゆる加害者としての女性に対する不信感はまだ払拭できていませんが、それもしっかりと言葉にすることで人生なんとかなるんじゃないかと緩まった気持ちで毎日を過ごしています。

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