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私の愛した、愛さなかった 女たち・・・①

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私はねぇ、どうも日本に産まれたのは、産まれるところを間違えてしまったような気がするのね。青年期あたりから、なんとなくそんなことを感じるのだけれど、それは、あちらの女性に子供の頃から憧れを感じてて、小学生・・・五年生だったか六年だったか、なんかのグラビアかで、ラクウェル・ウェルチの白い水着姿がとても素敵で、切り抜いてしおりにしてました。

 この写真ではないけれど・・・

それ以前に、保育園では、きむらセンセってのが、とても綺麗であこがれてました。とは言っても、まだ保育園の頃は母親との分離のシーンではいつも泣いてばかりいた記憶がありますが・・。女に甘えたい私・・昔も今も(笑)

  

卒園記念写真で隣り合って座るきむらセンセと私。と学芸会の時の私。どちらも可愛いよね。

さすがに小学校に上がる頃には、母親との分離不安はなくなったのか、楽しく学校に遊びに行くようになります。お勉強はからきしダメ・・。一年生のある日、ノートを忘れた私に、とくもとセンセはそんな子供用に買い置きしてる教材から新品のノートを渡してくれました。明日、10円持ってきてねと。

翌日、その10円をすつかり忘れてて、とくもとセンセに忘れましたとも言えずに黙ってました。その日怒られることもなく、明日は持ってこよう・・と思うのだけど、その次の日もやはり忘れてしまいます。とくもとセンセは何も言いません。こうして、私の小さな嘘も少しずつ罪悪感も薄れたけれど・・・嗚呼、六十年経っても忘れられんわ・・とくもとセンセ、ごめんなさい。

たぶんそんな私をとくもとセンセは笑って見てたろうし、今でも天の上から笑って見てるんだろうと思う。まあ、いずれ、イタリアに転生する前に、とくもとセンセに長年の無礼のお詫びと、暖かい見守りに対する感謝を届けることにしましょう。

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