今日は、毎年恒例の夏季セミナー「ジェンダーと法」の講義の収録をしてきました。パワーポイントを使っての講義を収録するということだけど・・・一応、それらしきデータは用意してたけれど、そのデータはあとで学生にオンライン配布することとして、私はさほどパワポに頼らず、もっぱら自由におしゃべりしました。時にホワイトボードを使いながら・・昔ながらの講義風景よろしく。
大阪の某駅前にある某大学キャンパス・・ここも、コロナ対応が厳しく、マスク拒否する私は、いろいろと担当者の手を煩わせたようだけれど、さすがに学生ではないので、大学側も、私を拒否することはままならず、責任追及されないような配慮をあれこれ講じてくださいました。
講義としては本来一コマ90分を三コマというのが私の受け持ち。けれど、オンラインでの配信で、一コマ60分の収録となりました。それにしても、三時間、みっちり喋りましたが、話したいこと、伝えたいことは山ほどあるので、三時間もあっという間です。
ほんとは学生と対話しながら学びを深めて行きたいけれど、大人数の講義となるとそれも難しい、ましてや収録・配信という形では、学生の表情もわからないし、どれだけ伝わるかもわからない、おしゃべりとしては、あまりいい環境ではありません。そしてそれは学生にしても言えることで、キャンパスでいろんな人たちと対話を重ねることで学びを深めることができません。疑問を呈することも意見を言うこともできないまま、一方的に講師の話を聞くか、あるいは聞かないか、その二者択一になってしまいます。同じ授業料払ってるのに・・これではねぇ・・と思う私。今の学生はかわいそ・・なんだけど、それは私の主観。当の学生はそんなことも考えず、気楽に過ごしているのかもしれません・・・。
三時間の収録を済ませて、事務所に帰り着いたら四時半頃でした。しばらくゴロりんちょと横になって休んだ後は、家人の晩御飯やら弁当の用意したり、乾いたプランターに散水したり・・あっというまにいつもの時間になりましたとさ。