DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

日本家族再生センター

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愛か依存か・・・多忙な日々

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いやー、多忙でした・・・ブログ更新もままならないほどの忙しさ。なんせやることが多くてね。

カウンセリングも多かったし、水、木、金とワークが続いたし、シェルターにまた新たな利用者が入られたり・・・

京都ワークと大阪ワーク

ということで、ワークは「愛か依存か」のワークを行いました。女と男のワークをそれぞれやって見えてくるのは、女と男で、夫婦関係の意味が異なるということ・・

ワークシートは、手放せる・手放せない  安心・不安  この二つの要素を座標軸にして、組み合わせたわけ。

安心と手放せる・・の領域を「愛」領域とし、不安で手放せない の領域を「依存」領域としたわけ・・もちろん、これは主観を客観視しようという作業なので、絶対値とか標準とかはありません。

で、自分が家族、友人などに対して、どのような感情を持っているか、自己洞察し、さらに他者とシェアすることで、それをより客観視するという作業です。

女性の場合、不安で手放せない領域に夫を書く人の割合がかなりあるけれど、それは経済的な依存であり、夫に対して不安を抱えているということ。

男性の場合、渦中の方は妻に対して、不安を持ち手放せない、すなわち依存領域にあるにもかかわらず、暴力的な言動で妻に去られて、心理的にはとても高葛藤になっておられます。けれど、先輩参加者はそんな妻を手放せることもできていて、不安から安心へと妻に対する思いが変化している方が多くなります。

要するに、ワークを重ねることで、家族に対する依存的な価値観から思いやりや、ある意味諦めの境地に移行しつつあるのがわかります。これはたんなる経時変化ではなく、ワークを重ねたことによる認知の変化のような気がします。

ワークに参加していなければ、渦中の葛藤を引きずったまま、調停や裁判でさらに傷つきを深め、不安や喪失感に苛まれ、自身やパートナーに対してのネガティブな感情が強化されることになります。

ある男性は「かあちゃんやこどもに一年以上会えてないけれど、今はそんな家族にも思いやりの気持ちを持てるようになってて、自分も楽ですよ、先日一年ぶりにやっとかあちゃんからのラインがはいりましてん」と嬉しそうに話しておられました。その笑顔がとても素敵で、こんなパパなら家族修復も行けそうに感じた私です。

男であれ女であれ、パートナーのことを理解し、認め合い、お互いの自由を認め合えるか・・役割意識で縛りあい、相互理解もできておらず、義務と不信感で繋がってるか・・このあたりが、幸せな家族になるか不幸な家族になるかの違いでしょう。

お金があるか、地位があるか、などということよりはるかに大事なことなのに、そのことを相互に検証する知識もスキルもないまま、家族ファンタジーに煽られて結婚するからねぇ・・壊れるはずです。

そんなこんなで、ワークを重ねつつも、カウンセリングを毎日何件かおこない、シェルターのご飯作りやらなんやら・・ほんと多忙。

この忙しさ・・台風がぶっ飛ばしてくれるかと期待したけれど・・面会交流が何件かキャンセルにはなっただけで、追われる気分は変わらず、台風どころか、ただの長雨にしかならずに、拍子抜け。残念。

自宅の酔芙蓉は花盛り

今日はこれからメンカン協会の総会です、いつたい何人が参加するのやら。

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