DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

日本家族再生センター

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誰の問題か、何が問題か・・昨日のセッション

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昨日の東京セッション、目黒は勤労会館の和室で行いました。かなり広い部屋だったけれど、新規参加者も多く、三十名を超えて満員御礼に。

会場近くの目黒川・・桜の季節は華やかだったんでしょうねぇ。

区民センター敷地の植え込み・・ゼラニウムの他にも、ルピナスやらネモフィラ、ストックやらが綺麗でした。会場の部屋は参加者でいっぱいに。

朝一のミニ講座は「離婚率・婚姻率の変遷、各国の非嫡出子割合、出生率」など、家族をめぐる統計を元に、今当事者の家族で問題が起こっているその原因は、単に相手が悪い、DVだのモラハラだのの問題だけではなく、もっと大きな社会文化的な原因があり、その理解なしに本当のセラピーも回復もない、というようなことを語らせていただきました。

講座のあとのワークはエゴグラムやら、モノ語りのワークを。自分を語る、特に自分の感情を語るのはなかなか難しいけれど、モノやヒト(他人)を語るのはさほど難しくありません。まず、そうやって語ることに慣れてもらいましょう、語ることで少しずつ自分を理解していきましょう、というのがそのワークの趣旨でした。

蓋してた自分の心や体験に気づかず、相手が悪い、誰かが悪いとだけ問題を理解しても、相互の関係の問題、自分の認知や情動の問題に気づかなければ、問題に対する理解もできなければ、解決もできません。けれど、その視点で支援してくれる専門家はほとんどどこにもいません。弁護士は争いの専門家、カウンセラーは社会病理や権力問題に対して無知、行政は受け持ちの範囲でしか対応しません。ですから、家族問題が解決しない、というのは当然のこと・・なんだけれど、そういうことすら、世間もマスコミも、専門家も理解してないしね。

それらのワークのあとの女ワークは絵本「醜い花」の読み合わせ・・・真に美しい、というのはどういうことなのか、深い問いかけをしてくるかなり重い内容の大人の絵本です。

女ワークの後も一件カウンセリングがあり、そのあとはまた居残り組でおしゃべり。9時頃までおしゃべりしてたかな。それにしても12時間、ぶっ通して喋って、聞いての一日、そのあとは夜バスで京都に帰るってんだから・・ほんとこの歳にして、タフなもんだ・・と自画自賛。

バス待ちの少しの時間、マックシェイクのご褒美。

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