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日本家族再生センター

カウンセリング日記

アホでよかった・・・今になってわかる本当の賢さ・・

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厚労省の村木さんは無実の罪で逮捕、拘留され拘置所?内で知り合った、犯罪者の女性と関わることで、薬物や売春にはまる女性がなぜそうなるか、当事者から多くの学びを得たようで、解放後そんな女性のシェルターを開設したとの報道がニュース23で流されてました。

村木さんはその体験から貴重な学びを得て、問題の本質を理解したようだけれど、厚労省の村木さんの言葉だから、ニュースになるのね(笑)ビエール滝のことで、薬物依存から抜けるのは大変だけど、医療やダルクのようなところで治療受けないと治らない・・・と、ダルクの方も話される。どちらもその通りなんだけれど・・・なんか違和感も感じる私です。

村木さんの言ってることも、ダルクのスタッフの言ってることもその通り・・・当事者が当事者になる背景があって、悪い人、だめな人と責めてもダメ、支援が必要だ・・それもそのとおり・・・でもでも、そもそも、当事者自身の声を世間の人たちって聞かないしね、だから当事者が当事者になっていくんだけれど・・・。専門家の声なら聞く・・この問題。

で結局私の感じる違和感ってのは、問題のある当事者をすくってまともにして社会復帰させることが「善」みたいに語られるだけで、当事者を当事者にしていく社会の闇やら世間の偏見やら常識やら・・・・ようするに視聴者の価値観を突く姿勢が見られないところかな。まあ、そんなところまでマスコミは理解できないし流せるわけもない、流しても誰も理解しない・・・そんなことだしね。だから単に私の違和感。

そんな世間の価値観をクソみたいなものと考えてる私・・・理解不能な変な人になってしまうんだろうけれど、私自身は世間の人たちに理解されたいとも思わないし・・・理解されるとも思わないし・・・ぶっ飛びすぎてるしね。でも、そんなことを考える私は自称天才バカボン。

子供の頃からおべんきょが苦手で、ほんとダメでした。唯一できたのが国語と理科・・・といっても漢字はかけない、覚えられない、できるのは言葉の意味を理解すること。文章を読んで理解するのは簡単。

というわけで、今はカウンセラーをやってるけれど、習ったスキル、学んだ知識・・というより、自分の直感や体験知、クライアントとの人生物語からの学びなどでカウンセラーというかセラピストをやってるというわけ。今から思えば、ほんとアホでよかった。なまじおべんきょができてたら、それなりに社会に適応して、差別抑圧する側でぬくぬくとしてるんだろうと思うと・・恥ずかしいのひとこと。おべんきょができず、どこにも適応できない私だから、唯一の才能によって生きていく力をゲットできたし、自己超越欲求にも思い至れるようになったんだろうと思います。

今でも、自分は昔と同じく、アホで無力・・なくせに自意識だけは強くて、反社会的でもあるし。こんな私だから、社会に抑圧され過酷な現実の中で生き延びている人たちや、社会に当事者としてラベリングされ排除され困難を抱えておられる方達・・・そんな方たちに無条件で寄り添い、ともに学び合うことができるのかもしれません。助けてやって社会復帰させる・・なんておこがましくてできましぇーん。

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