DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

日本家族再生センター

カウンセリング日記

全て学び・・・とは言うものの

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昨日もけっこうバタバタしちゃいました。東京を出た夜バスが京都に着いたのは明け方。すぐに事務所から自宅に帰って、出勤する息子のおべんと作りに。

 

おべんと作った後は、また事務所に帰って、日本橋セッションの後片付け。それからお昼ご飯も食べずに、大阪での勉強会に。

それは、アメリカの面会交流支援団体のスタッフを招聘しての勉強会でした。私が十五年ほどまえに米国での研修会で学んだ時とアメリカの状況は大きな変化もないようで・・・ただ、昨日のレクチャーの中では割愛されてたけれど、資料の中にナラティブアプローチで言う「問題の外在化」という言葉が用いられてたのは新鮮でした。

アメリカでもまだまだ複合的支援の支援論やら、社会病理から当事者を解放するという概念での支援はできてないんだ・・・とメンズセラピーの先駆的な位置付けを確認できたかな。

何れにしても、どんなことでも、誰からでも学んでいきたいけれど、なんせ私は時間がない金がない・・・。私が外に出ると事務所での仕事ができないし、交通費やら、研修費やらも捻出が難しい・・・

ということで、私の学びの多くは、当事者からの学びです。事例を通して私が当事者から学べるのは私が、understand・・・当事者の下に立てるからだろうと感じています。ここは、地位も資格も権威もないところで、支援している私の強みです。

多くの当事者の困難、怒りや悲しみ、不安や恐怖などの感情とそれを引き起こす状況やら体験やら・・・こちらから一方的に調査・分析・治療・教育する立場ではなく、多くの当事者の人生の物語を聞かせていただいて、共にその物語を紡ぎつつ、人生物語の書き換えを行う、そんなスタンスだから、彼らの様々な体験・思いから、本当に多くを学ぶことができました。

そんな学びの中から、当事者が回復に必要とする支援のあり方や仕組みを少しづつ形作ってきた、私の30年とも言えるでしょう。これからこの当事者性の支援、メンズセラピーを学び、セラピストとして当事者支援を始めたいという方、私ほどの時間は不要です、私から学んでくださればいいのだから・・・

というわけで、今度の日曜、日本橋で、メンズカウンセリング講座開催します。公開講座なので、DVや虐待などの家族間暴力の問題だけではなく、依存や引きこもりなど心理的な問題などに興味のある方、支援を始めたいと思う方・・・是非いらしてくださいね。メンズカウンセリング協会会員は3000円、非会員は4000円の参加費です。

 

 

 

 

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