今日も多忙でした。女ワークとその後のおしゃべり会・・長い間感情を抑えてた妻たちが、ワークの場で本音を語る事を覚えたら・・ほんとよく喋る。
妻たちが語り合う事で見えてくるのは、モラハラ・DV夫は共通するものがたくさんあり、「そうそう、うちもそう・・」夫たちは同じ発言、同じ行動をとるという事。これは、個々の男性の問題というより、男の陥りやすいジェンダーの病という構造的なものがあるという事。悪意とか性格とか、障害というものではないという事でしょう。
そんな夫たちについて語り合う内に、妻たちは・・ほんとっ男ってバカよねぇと。実はこの語り・・とても意味があって、それまではコントロールされ続けて孤立した妻たちは、夫の怒りを恐れ、不安に苛まれ、自分に問題があるのではないかと自分を責めてしまう思考に陥っています。夫を客観視したり、夫に怒りをぶつける事も出来ずにいます。そんな状況から脱して、夫の悪口を言えるのも、回復のプロセスと理解できます。ですから、私は夫さんの悪口はやめましょう、などの無粋なことは言いません。むしろ私自身も「ほんと男ってバカなんだから」と妻たちに加勢します。それでもみなさん私に違和感を感じないようですが、それは私がワークではおばさんのようなものでみなさん私に男を感じないからかもしれません。。
今日はスカイプでも何人か。
そんなおしゃべり会の後は、カップルカウンセリングやら被害女性からの相談やら、いわゆる加害男性のカウンセリングやら、夫婦問題を抱えた当事者のカウンセリングを三件行いました。
そんなお話を聞くたびに、女と男の溝は深いということを感じさせられます。なのに私はその溝をかまわず行ったり来たりできるのは・・・私が女の文化をかなり理解してるからかもね・・・そのあたりはまたいつか・・・