カウンセリング日記

喪失と再生と・・・人生何が起こるかわからない・・

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私のところには、家族崩壊に瀕した方たちが支援を求めて来られます。妻に逃げられた、子供に会えない、家族が亡くなった・・などなど、予期せぬ突然の出来事で傷つき、絶望し、悲しみや怒りにとらわれて、未来が見えなくなったり、冷静な判断もできなくなっています。

私も三十数年前、長い期間の大量飲酒で徐々に心身が蝕まれてた頃に突然急性肝炎で動けなくなり、入院することになったけれど、朦朧とする意識の中で感じたのは人生の終わりでした。劇症化してこのまま死んでしまうのだろうけれど、なんと無駄な人生だったことかと。

幸い私は、その時、絶望から新しい人生を選ぶ機会を見出すことができました。ほんとにラッキーでした。

自分の身に何が起こったのか理解し受け止め、乗り越え、再生していくには、それまでの人生の歩みとは異なる新しい人生の物語が紡がれなくてはなりません。

けれど、それは衝撃が大きいだけに簡単ではありません。孤立したり、絶望したり、恐怖に苛まれたりしていては、受け止めることも乗り越えることもできず、怒りや恐怖の闇を彷徨うしかありません。

そんな方たちに寄り添い、そんな方たちがその過酷な出来事の意味を理解し、新しい物語として意味の書き換えができるよう、対話しつつ新たな物語を共に紡いでいくのが私の仕事です。

そんな多くの喪失と再生の物語を語り合った私には、「普通」を生きてる人たちの危うさが手に取るようにわかるけれど、どんなことにも他人事で生きてる普通の人には、その危うさは理解できません。

突然の出来事に遭遇し、当事者になって初めて、現実を理解できるというもの。失うことで見えてくる人生の真実・・・けれどそこに至るには絶望に寄り添い、とことん寄り添う人の存在が必要なんだろうと・・

そんなわけで、私は勝手に「ソウルフルカウンセラー」と自称してみたり。生と死の間で命の意味を理解する、そのお手伝い。そんな私が語るのは「死んでも大丈夫だから生きても大丈夫」という禅問答のようなこと。

自分の死を前提に新しい自分に生まれ変わる作業だけれど、この世界に身体を預けたまま魂を死と再生の物語として誕生させる、私はその産婆役。

世界にはとてつも無い苦悩に苛まれる人たちがどれだけ多くいるか、その現実を考えると、私自身無力感にとらわれるけれど、とりあえず、今は目の前に来てくれた人たちの苦悩に寄り添うことを続けるしかありませんね。

さてさて、今日は山城キャンプ・・あいにくの天気が予想されるけれど、どんな困難も楽しみに変えられる、そんなことをちょっとでも感じてもらえたらありがたい。

 

 

 

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