カウンセリング日記

この十五年変化なし・・・男と女の問題

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昨日は知人にお願いしてた、昔のビデオのDVDへのデータ移行が終わって、私のところに届きました。

二十年前のテレビ番組に出たものやら、十五年前のクローズアップ現代に男の非暴力ワークが紹介されたもの、や同じ頃関西クローズアップで紹介されたワーク風景など・・。

当時はまだDV法ができた頃で、加害者=男というイメージで語られていて、加害者の中の被害者性や、加害者に対するケアの必要性については誰も理解していません。

私は当時から男性に対する脱暴力支援としてワークなどのセラピーを行ってきたけれど、更生とか教育、治療などの目的でワークをしているつもりはありません。

そのあたり、DVがなぜ起こるのかどうすれば防げるのか、私なりに伝えるために放送局に協力してきたというわけ。

けれど、クロ現の番組では私もファシリテーターをやってるにもかかわらず、私はモザイクかけられてファシリは中村正ひとりがやってるような内容にされたり、コメンテーターの伊藤公雄はDVは犯罪だ男は反省しろ、みたいなコメントを話したり、関西クローズアッップでの番組では落合恵子はプログラムは有効性が疑わしいので要注意、みたいな発言をしたりと・・番組協力した趣旨とは違う内容にされちまって、ほんと腹立たしいやら、残念やら・・。

たしかに、あれは15年ほど前なので、当時の社会背景を考えるに、フェミニストに擦り寄る男性学研究者やらフェミニストも、DVの真実について理解してないし、マスコミも何もわかってない、ということはあるだろうから、致し方ないといえなくもありません。

けれど、更に腹立たしいのは、十五年経った今も、伊藤公雄や中村正はもちろん、ほとんどの男性問題研究者は相も変わらず、フェミニストにすり寄って、公権力に関わり、男性当事者の視点からかけ離れた主張を繰り返していること。

DVにおいて男性は加害者で、反省し脱暴力しなくてはいけない、女性を抑圧してはいけない、との主張を繰り返しています。その典型がホワイトリボンキャンペーンでしょうか。

一見、その主張は正論ですが、DVの真実を理解している言葉ではないし、DVが終わる言葉でもないし、被害者が救われるキャンペーンでもありません。

DVを終わらせるにはその真実を理解し、適切な支援を行うことが必要。正論を声高に叫んでも、そんな価値観で男性相談を開設しても、予算使って教育プログラムやっても、DV問題は終わりません。専門家と言われる人たちの利権構造が出来上がるだけ。

そういえば行政にも評価されてる?全国展開を目指した某加害者プログラムがさほど有効性もないとか、トラブルを起こしてるとか、最近いろんな話を関係者から見聞きします。けれど長年継続してる私のDV支援は例の冤罪セクハラ訴訟で、行政から干されてるし、男性学研究者、専門家などからも排斥されています。ほんともったいない。有効性はあるのにね。

DV問題を終わらせるには善悪で決め付けるのではなく、当事者が自分の問題に向き合うような支援が必要。自らの加害者性に悩むのは男だけではなく女もいるし、反省を迫るのではなく、脱暴力のための正しい知識やスキル、自己肯定感やコミュニケーションスキルを付与しうる支援やケアが必要です。

また、被害加害の関係は複雑で性別で分けられるものではないし、単に暴力だけの問題でもなく、犯罪だからやめろ、女性を傷つけるな、との言葉はまったく無意味。この言葉や援助で女性も救われてない現実があります。

いわゆる被害者と言われる人たちも、いろんな問題を抱えていることが殆ど。単に加害者から分離して解決するものでもありません。

女と男の問題は根が深く、権力構造、ジェンダー意識、戸籍制度、家意識、労働問題、人権意識など、様々な要素が絡んでいます。

そんな社会病理を理解しつつ、心理学的な知識やスキル、具体的、多様な支援の受け皿など、DV問題を支援するには様々な援助の仕組み、援助者のスキルや人格的能力が求められます。

私は二十年ほどかけてそのスキルやシステムを構築してきました。今ははっきり自信をもって、有効な脱暴力支援のあり方について説明することも可能です。実証的な話も可能なだけの実践も積み上げています。

けれど、行政もマスコミも、司法も立法も、まったくこの十数年、変化もなく、相変わらず被害者支援の利権構造に組み込まれたまま。

いつになったら、マスコミも行政も専門家も私の話に耳を傾けるのか、・・・世間の雰囲気が変わらない限り、彼らも変わんないだろうねえ。その間ずっと、家族問題は起こり続けるし、次々と傷つく人が現れるんだろね・・痛ましいことだけど・・。

 

 

私の知人が最近出版された引き離し問題の著書。

 

 

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