DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

日本家族再生センター

カウンセリング日記

暮らしや人間関係を楽しむ・・・・脱暴力の必要条件

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真面目人間は危険?

DVや虐待などの家族間暴力の加害者の多くは真面目な人が多く、規範に忠実だったり役割意識が強かったりする傾向が強いように思う私。

立派な父親、優しいお母さんになりたい・・・という願いは強いけれど、現実はうまくいかなくて自己不一致になり、葛藤が暴力に発展するということ。

しばしばそんな方たちは生育の中で、暴力を受けてたり、激しいコントロールを受けて、こんなの嫌だという強い思いがあります。なのに、本人が成長して家族を持った時に暴力的な関係を作ってしまうというパラドックス。

暴力が連鎖する訳

このあたり、本人の意思や願い、あるいは善意とか真面目さの問題と理解されやすいけれど、問題の本質は、そういうことではなく、もっと深いところでの認知や情動部分での問題があると思う私。

生育の中で体験する暴力的なシーンは無意識に刻まれるけれど、非暴力的な関係、共感的な対話などを学ぶ機会はありませんから、無意識領域でも意識領域でも、非暴力的な対話や関係を自ら構築することはとても難しくなります。

ですから、意識領域に働きかける教育的なプログラムだけでは有効性は上がらないけれど、無意識領域に働きかけるメンズプログラムは一見、何をやってるかよくわからないし、本人も学んでる気分になりにくいものなのに、知らない間に非暴力化しているという現象が起こります。この辺り、私の援助実践からは確かに実感できるのだけれど、発表するための研究をしてないので、伝えるのが難しい。

有効な脱暴力プログラムとは

というわけで、真面目な人・・いわゆる社会規範に縛られて自らの感情を抑圧している人・・に対して、おバカな対話を覚えてもらったり、親役割意識を離れた生活スキルを覚えてもらったり・・・多様な価値観や人生の選択肢のあること、生活を楽しむことなど、あまり意識しないうちに身につけていただきます。

離婚するにしてもしないにしても、みんなが幸せになるにはいわゆる加害者も被害者も、自分の価値観やとらわれを見極め手放すことが必要だけれど、その支援がほとんどないから、家族間でドロドロの争いをせざるをえないのが現実。

困難を超えて素敵な親子に

今日はそんな囚われから解放されて、少しずつ自分の人生を再構築し始めてるパパとその子供さんの面会が二つ・・・

そういえば、昨日はそんな親子の面会の雰囲気作りに、私の趣味を活かして・・・クリスマスケーキ作りの下準備を・・

 

 

いちごがなんと1P 198円  迷わず買いました。スポンジ生地はシンプルに丸型で。

 

 

 

 

 

 

 

 

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