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日本家族再生センター

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子育て・・・・辛いしムカつくしもうブチ切れそう・・ 

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今日の女ワークもこじんまりと・・でも育ち盛りの幼児もいて、その賑やかなこと。妊婦も子育てがほぼおわったママもいて・・・でも共通するのは、夫や親の無理解、干渉、コントロールがどれだけ迷惑かってこと。

語り始めるとそんな夫や親に対する愚痴や不満が溢れてきます。怒りや不安、焦燥・・・いつもはそんな気持ちを子育て中の子供にぶつけてしまいます。わかっちゃるけれど、つい感情が抑えられなくて、言ってしまってあとでまた自己嫌悪になってた・・。

とはいえ、ワークに参加してかなりになる方たちばかりだから、頭ではその問題の本質も理解できているし、子供にぶつけるのではなく、親や夫にぶつけるべきということもわかっていて、少しずつ、夫や親に、今までは言えなかったことを言えるようになったとも。

そのぶん、子供には優しくなれたかなというところ。状況も自分の認知もそう簡単に変わらないし、すぐに解決できることではないけれど、今以上にひどくなることはないだろうし、少しずつ家族の関係も変わっていくだろうとの安心感もどこかでもっておられます。

それにしても、子育てを母一人でやるというのがそもそも無理なのであって、人類の歴史をみればよくわかる。子供はみんなで育てるもので、夫や親はもちろん、様々な大人が子育てに関わることで、子供は人としての多様な人格モデルや社会性を獲得していきます。

類人猿のチンパンジーは父系乱婚社会で、オスは戦いが好き、子育ては母だけの作業、群れが別のオスグループに乗っ取られたら、子殺しが行われるのも当たり前・・こんな社会では子供の出生率生存率が低いので、環境の変化に脆弱で、森林の後退とともに個体数は減少していきました。

ひるがえって人類は、男が育児に参加するし、閉経した女も自分の孫の養育に携わります。戦いやめてみんなで子育て、が人類の基本戦略で、それが功を奏して人類は大発展。地球の隅々まで広がりました。

ところが、現代の子育ては母性の言葉に集約されるように、子育ては母の仕事のように思い込まされています。そんな母親一人では子育てが上手くいかないのは当たり前・・子育てにブチ切れる母を責めるのはお門違いというもの。

子供が写してくれました。

せめて、ブチ切れることもあるよねぇ・・と子育てを一時でも肩代わりしてくれる隣人がいれば虐待も減ろうというものを・・・いきなり通報、児相の監視となると・・ますます孤立して母親は子育てが難しくなるってことなのにね。

やつと咲き始めた事務所のマンデビラ

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