支援・援助論 日常

アイディンティテイーと苦悩・・・・敗戦の日に思う 

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今日はいわゆる終戦記念日・・・終戦・・確かに終戦なのだけれど、私がこの言葉に違和感を覚えるのは敗戦を終戦と言い換えて、国体(国の仕組み?)を維持できたとすることで、国民の敗者の屈辱を少しでも和らげようとする人たちの思いやりなのか、悪あがきなのか・・を感じる所。

無謀な戦争を起こし、国内外に甚大な被害を与えた大戦をやむをえなかったと居直るだけなのは潔い態度ではないと私は考えます。

政策的無能力からやむをえない事になったとしても、戦後は、加害被害を客観的に検証することで歴史的な事実を明らかにし、加害に対しては誠実に謝罪し、そのプロセスに対する反省と償いを行う事は、自虐史観ではなく、自らの人としての成熟度を表す事と考えます。

お粗末な政策決定や自分の加害行為を全て他国の問題に転嫁して被害者性のみ言い募るのは、人格的にはお粗末だけれど、こういう人たちが、今も日本の政策に大きく影響しているとしたら、嘆かわしい限り。

とはいえ、心理的にはこういう事はごく当たり前の事で、自らの生育の中で獲得した行動様式や価値観が自らのアイディンティティー(自己同一性=)になっているから、それが壊れると、自己崩壊してしまいます。それを防ぐために、価値観や行動様式(文化・国家など)を守ろうとします。そのために他者が苦悩しようと、その苦悩には目をつむり、思い至らせる事はありません。愚かな為政者は、国民全体をそのような意識構造に誘導する事で、戦争への動機にするのかもしれません。

人は全て、自己概念を持ち、アイディンティーとしています。自己概念を支える様々な要素を失う時、大きなアイディンティティークライシスとなり、自我崩壊してしまいます。時には心病んで生きていけなくなったり、事件を起こしてしまったり・・・これは人類共通の・・というより近代的自我の宿命かもしれません。その辺りはまたいずれ・・・

アイディンティテイークライシス・・・それは、失業とか、大きな事故や疾病、DVやモラハラ、それらに由来する家族崩壊・・・この構造と近代的社会の仕組みは地続きです。

私は医者でも弁護士でもないし、ハローワークの職員でもありません。苦悩をもたらす直接的な原因にアプローチする事はありません。けれど、それらの問題からくる苦悩の本質であるアイディンティティークライシス=自我崩壊に対しては、自我の解体、再構築のお手伝いという事でセラピーを行っています。

自らのアイディンティティーの要素に対する喪失の痛みを和らげるのもセラピーとしては大切な作業ですが、それにとどまらず、新たな自己概念を創出しより豊かな自己へと成長を促すのも大切なセラピーです。

ここ数日、家族崩壊の瀬戸際に追い込まれ、まさに自我崩壊の苦悩にさらされている方とのメールを何度か交換しています。その方の苦悩は痛いほどわかります。けれど、その苦悩に寄り添うだけではなく、その苦悩が過去の自己から新たな自己へと産まれ変わるための産まれ出づる悩みになる事を願いつつメールを返させていただきました。

先日も、ある方から夫婦間葛藤の状況は変わらず、さらに夫婦の問題だけではなく、新たな職場における問題も抱えてたここしばらくのとても過酷な状況に終止符を打つ事ができたとの報告をいただきました。それまでの苦しい体験からの学びを私に伝えてくださいました。

理不尽な困難や不条理からくる苦悩を終わらせる・・・とても難しい事で、医療や司法、福祉などで対応できない時、根源的な癒しには産れ直しやら育ち直しが必要な事が少なくありません。魂のセラピーが求められる所でしょう。私はメンズカウンセリングなどと自称していますが、その実ソウルフルセラピストとも自称しているのは、まあそういうところかな。

こんな私のアイディンティティーはとどのつまり、宇宙とか神とかいう所の存在とリンクしています。性別や国籍とか、食べ物とか生活スタイルとか・・私なりのものもたくさんあるけれど、それらは全て、矛盾なく大きな世界とバランスよく統合されているので、ここの現象からくる悩みも、ほとんどないと言ってもいいのかもしれません。

そうそう、昨日のおバカな火傷・・あれから二十時間・・じわりと漏れ出る漿液はほとんどなくなり、傷んだ表皮は多少硬化して触れるようになりました。その表皮の下に新しい皮膚細胞がぞくぞく産れ、皮膚組織が再生されているのでしょう。あと二〜三日もあれば、新しいさらっぴんの皮膚が見れるかな・・・

お見苦しい風景で申し訳ありません。

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