来週18日金曜は月一恒例のグルメナイトの日。今の所、私の体調もなんとかグルナイの作業に耐えられそうと思うので、予定通り開催するつもり。ただ、私の体力の問題とかあって品数が少なくなる可能性はあるので、その辺りはご容赦を。
で、このグルナイ・・ワークやカウンセリングを受けられてそれなりの対人スキル、コミュスキルのある方のためのトレーニングの場として設定しています。ですので一般の方や、ワークに来られていても、それなりの力のない方の参加はご遠慮いただいています。
なんせ、私がファシリすることもないし、男女当事者が酒を飲みながら夜遅くまで自由に対話していく場なので、かなりリスキーといえばリスキー。傷つけられたの傷つけたのという話にもなりうる可能性は高いので、ある程度の力のある方のみの参加とさせていただいています。
ということで、18日に参加希望の方、お早めに参加申し込みしてくださいね。12名ほどで受付終了とさせていただきます。
けれど、こう言ったリアルな現場のトレーニングで力つけないとほんとの回復にはならないだろうし、安全で守られた枠の中だけの学びやトレーニングでは、回復や成長もたかが知れています。世間の加害者プログラムは有効性がない、というのも当たり前・・いくら知識だけを覚えさせても情動部分の変容がなければ、ほんとの意味での回復にはならないだろうというのが私の判断。
でもねえ、その理論とか実践を持ってるのは私だけでしょ、たぶん。なぜなら、私のような取り組みは危険だからと内閣府は禁止してるみたいだしね。政府や自治体の予算で動いてるところは、政府の意向に逆らうことはできないしね。
行政を巻き込んで加害者プログラムを法制度に加えようという動きもあるみたいだけれど、結局政府予算で活動すれば、経営的にはうまくいっても、セラピーとしては無意味なものになりかねない、というのが私の判断。DV被害女性のための予算はかなり使われてるだろうけれど、DVがなくなることもないし、被害女性も救われなかったという意見が多いのも事実。予算をめぐって利権構造ができてお客さんがこないと回らないということ。その人たちにとってはDVがなくなると、たちまち補助金がなくなるので困るんよね。DVは治らないと言い続けるしかないのもよくわかる。DVはなおる、なんてはっきり断言する私は目障りでしょうねぇ。
おんなじことが加害者プログラムでも起こるでしょうねぇ。利権化ですよ。加害者がいなくなっては困る人たちがプログラムをやるっていう矛盾ね。
まあ、私はセラピーとしては最高のものをやってる自負はあるけれど、事業としては破綻しています。私自身この支援事業で飯が食えるどころか、ほぼ無償ボランティアでやってるから、かろうじて支援施設は潰れずに回せてるということですからね。