今日は烏丸四条近くの会場で催された、ナラティブ関係のイベントに参加しました。会場が比較的駅近で、なんとか歩いていけるだろうとのことで、参加申込しました。
センターから地下鉄山科駅まで歩いて東西線に乗り、烏丸御池で乗り換えて一駅。地上に出ると小雨・・一応傘は持参したけれど、杖と傘両手が塞がるのが鬱陶しいので、多少濡れてもいいだろうとの判断で数百メートルをぼちぼち歩いて会場に。
会場では三十人ほどの参加者・スタッフが。体験や思いを語る発表者の後は数人のグループに分かれてその発表を受けてのフリートークを。この辺りの雰囲気はいつものグループワークと変わらないので、特に違和感もなく楽しめたけれど・・・
何名かの発表者の語りもフリートークも、特に悪くはないけれど私には少々刺激不足なのは否めない。当事者の語る本音を聞き慣れてる私には、心に刺さるあるいは沁みる言葉が少ないのを感じてて・・少々眠くもなったり。みなさん語るのはとても上手なんだけれどね。
一年前の関西でのナラティブ関連団体の設立イベントに参加した時にも感じたけれど、参加者は、教育者、援助職、医療関係者などのいわゆる専門家の方達がほとんど。彼らがナラティブを学んでスキルアップしようと考えておられるのはよくわかる。ナラティブの価値観での場づくりであることもよくわかる・・
けれど、私が刺激不足と感じたのは・・たぶん当事者性の不足なのかもしれません。みなさんほんと語りは上手で、笑いもあり和やかな対話なんだけれど・・なぜか私はあまり語る気にならず、ニコニコと聞いてる時間が多かった。楽しそうな雰囲気なんだけれどね。
懇親会もあったみたいだけれど、私はセンターの方が気になるので、終了とともに帰途に。帰りは雨は上がってたけれど、山科では小雨が・・・。さして寒くはなかったけれど、センターに帰って飲んだ暖かいコーヒーが美味かった。
それにしても今日歩いたのはワンコの散歩も含め三キロ少しだけれど、やはり歩くのが一番難儀するわ。痛いわしんどいわ・・・でもまあ、歩けるだけありがたいんよね。実感。