豊かな暮らしを楽しむ・・・・何が豊かなのか・・人によって様々だろうけれど、たくさんのモノや金を所有したり、権力や権威を持つことなのか・・いろいろあるでしょうねぇ。
とはいえ、多くの人は豊かな暮らしのためにしっかり働いて稼いでるのも事実。しかしながら結果的に、暮らしのために稼ぐということが稼ぐために暮らすことになってしまってる人も少なくないでしょう。
でねー、私は社会適応不全な価値観なので、しっかり働くことが難しい人で、この文脈では豊かな暮らしはできないということがわかります。で、私なりの豊かさを求めることを考えたわけ・・・その結果・・たくさん働いてたくさん所有することではなく、あんまり働かずたくさん所有することもなく、消費を少なくすることで少ない収入でも暮らしていけるようなことを考えたというわけ。
他人との所有競争ではなく、社会的優越思想に取り込まれることでもなく、私自身の楽しみやそれを誰かと分かち合うこと、美味しい食事や心地よい音楽、ゆとりある時間を楽しめることなどを優先したというわけね。そうしたら、さほど稼がなくてもいいし、お金がなくても楽しめるということ。もちろん、自動車とか、海外旅行とか、ブランド物の衣類とかは諦めたけれどね。
それで、何十年も暮らしてきたけれど・・その結果は・・・まずまずかな。自分のしたいことだけして、食べたいものは自分で作り、好きな人とおしゃべりしたり・・こんなことばかりを続けてきた私。十分に幸せかな・・前立腺癌がこれからどうなるかよくわからないけれどね。
日本のみなさん・・・働いても働いても暮らしが豊かにならないって感じる人が多いと思うけれど、それも、日本人の労働を搾取するあちらの人たちの策略にまんまと引っかかってるから、当然と言えば当然ね。その点、私は稼がない使わないという暮らしをしてきましたから搾取されることは免れてるのね。その点も気分は楽。
この本の著者・・なんか私と同じ匂いがする・・・