家族で傷ついた心は家族で癒やされるのが一番だけれど、家族にその機能がなかったり、そもそも家族が崩壊してしまってたり・・・そんな人たちも癒され回復していってほしい・・そんな思いで支援に家族機能を付与する私。私はさしずめ実家のおかんかおばあちゃんかってところ。
私と一緒に餃子の皮から手作りしたのは、小学三年の女の子・・初めての体験が少しばかりの自己効力感になったかな。
治療とか教育とかましてや更正とか指導とかではなく、その方の生育の中で育ちきれずに残ったままの心の穴ぽこを埋め戻し、生育の物語を書き換えていく・・・そう育ち直しというセラピーです。
先日も、数ヶ月こちらのシェルターに住まわれた男性が妻さんと一緒に、挨拶がてらお話をしに来てくださいました。二人であんなこともあったよねーと笑いながら話すけれど、当時は修羅場で、何が起きてもおかしくない家庭・・・。
ある日のシェルター定食・・・
そんな修羅場をくぐり抜けた二人だから、家族にとって何が大切なのか・・身をもって知っておられます。誰がいいの悪いのとジャッジしたり、攻撃したり、それを煽ったり煽られたり・・傷つけ合いあげくに家族が崩壊していくのが背の常。そんなことにならないよう、問題の渦中にある周囲の人たちにも温かい眼差しや、冷静な判断を伝えることも可能なそのお二人。
今夜も、もうすぐ仕事から帰ってくる方のために晩御飯を作らないとね。