二週間ほど前に、共同親権絡みで、某NH系の取材を受けたけれど、そのために、私は東京まで行ったし、東京のワークショップ参加の当事者八名ほどに時間作ってもらって、カメラの前で話してもらったってのに、今日になって、撮影した映像は入れることができなかったって、連絡をいただきました。
まあ、そんなとこだろうなあ、とあんまり期待もしてなかったから、腹も立たないし、さほど残念と言うわけでもないし・・。私たちの映像を使うことができない、その理由はまだ聞いてないけれど、番組の宣伝 HPを見れば、共同親権、是か否か・・という対立軸で番組が作られてるようなイメージ。
対立を煽った方が視聴率は取れるだろうから、問題の本質は共同親権か、単独親権か・ということではなく、相互の対立を和らげ、子供の最善の利益をもたらすための修復的な支援が日本に存在しないことが問題の本質です、との私たちの主張は、番組の目的にはそぐわないしねぇ。
まあ、夫婦間葛藤やDVモラハラにしても、面会交流にしても、当事者が仲良くなれば支援は不要になるわけで、支援者は、修復的に働きかける動機にはなりづらいのは当たり前。もめてくれてないと金にならないのだから。弁護士にしても面会交流支援にしても、シェルターにしても、その多くは、ビジネスマインドで動くのは当たり前。
それが悪いわけではないけれど、私は全ての当事者が幸せになってほしいと思うし、両親は仲良くしてほしい、これがこどもの単純な願い・・となると修復的な支援をすべきでしょう・・と私は考えます。まあ、こんな考えでやってるから事業としては、失敗ですよねぇ。利益が出てないし、私もお手当は頂いてないものねぇ。
でもまぁ、私はビジネスでやってるわけでもないし、やりたいからやってるだけで、それでもいいと思ってます。クライアントやワーク参加者が幸せになってくれたら私も嬉しいし、面白くもあるしね。まあ、道楽といえば金では買えない最高の道楽なんだけれど、クライアントも元気に幸せになるんだから、誰かに文句言われる筋合いでもないしね。
まっそういうことで、某NH系の番組に出るかもしれないと、アナウンスした人たち、取材に協力してくれた人たちには、番組に私たちの映像は出てこないらしいので、お知らせまで・・取材に協力してくれた方達には、ご協力に感謝です。皆さんが親子関係について、親権問題についてちゃんと理解してくださつていること、語ってくださる力があることを理解できて、嬉しく思います。ありがとうございました。