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当事者の当事者による支援の・・・・カンファレンス・・・メンカン認証研修会

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昨日はメンカン協会の「認証研修会」でした。いわゆるカンファレンス(事例検討会)です。協会会員がそれぞれの援助実践を報告し、それについてみんなで語り合うという場です。

実際の事例について語り合うので、個人情報に対する守秘義務もあり、ここでの語りはあくまでクローズです。外部に漏らすことはできませんし、当然外部の人を入れることもできません。

昨日の学びは援助の継続性についてとか、語られる言葉の意味や、そのストーリーをカウンセラーが勝手に決めつけないこととか、カウンセラーが世間の常識(ナラティブで言うドミナントストーリー)に縛られていないこととか・・・メンズカウンセリング実践における基本的な作業の実際を学んでいただきました。

そこで語り合い学びあうのはほとんどの皆さんが当事者であると言うこと。いわゆるDVやモラハラの加害者だったり被害者だったり・・・引きこもりや親子引き離し問題の当事者だったり。ほとんどの方が当事者として且つ支援する者だったり支援を目指す者だったりする語りの場は、おそらく全国でも稀有なものでしょう。

ですからその場では資格とか権威とかを持った、世間でいう立派なセンセは存在しません。援助の場に権力構造を持ち込まないという基本を徹底させています。センセがいなくて誰から学ぶのか、という疑問が湧いてくる人もいるでしょうけれど、お互いの体験から学ぶのです。この姿勢は、クライアントとの関わりにも影響し、クライアントの人生から学ぶという態度が自然に身についてきます。

もちろんカウンセリングに専門知も必要ですが、学びあう仲間の中にもそれなりに知識を持つ者もいて、そんな方の知識をシェアすることで、権威がなくてもそれなりに専門知も学べます。というよりむしろ、世間で一般的な技法や知識が案外ペラクて役立たない現実を自身の体験を紐解いて理解することができる、そんな特殊なカンフアレンスの場なのかもしれません、メンカンのカンファレンス。

昨日も11時から17時すぎ頃まで、結構の長丁場だったけれど、語れば語るほど、学びが深まり、退屈とか疲れるとかは感じない六時間でした。途中のランチはカレー。

研修後も終わらない語りの後は晩御飯も・・・昨夜の晩御飯は竜田揚げ定食でした。私はミニ断食二日目で、ほとんど何も食べず。二日で一キロほどの減量達成・・・。

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