DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

日本家族再生センター

グループワーク 支援・援助論

家族って他人だってば・・・家族幻想からの自由で幸せにね

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昨日の大阪ワークでも、その前の男ワークでもお題は「マイルール」なるワークでした。ほとんど意識しない行動規範について「マイルール、ファミリールール、ソーシャルルール」に分別してみましょう、それをみんなでシェアしてみましょう、というもの。

自分一人に適応している規範、家族はかくあるべしという規範、社会において守る規範と、分けることで、自分がどんな規範で行動しているか、あるいは行動を制限しているか、自己洞察できます。さらにそれをみんなで語り合うことで、その規範は、実は一人一人みんな違っていて、かなり主観的なものであること。さらに、夫婦でその規範をすり合わせたことはないこと、どちらか(主に夫)が一方的に自分の規範を押し付けていること・・などが見えてきます。

もちろん、これは一般論であり、実は性別の問題ではなく、家族間で権力を持っているものが、その価値観を押し付け、その他の家族はその規範を受け入れ、従うことで家族が維持されているという現実があるということ。

けれど、その規範が家族それぞれにとって、不都合であったり苦しいものであれば、葛藤が生じたり、引きこもりや自傷行為、DVやモラハラになったり、時には事件化したり病理化することになります。

この辺りで、私のところにつながってくる当事者が多いのですが、多くの女性当事者は、それまでにどこかの相談窓口やら、カウンセラーやら、時には弁護士やらに相談していて、相手が悪い、別れるしかないとか聞かされていて、問題の本質やら、解決する道筋などについて理解すべく助言を受けていません。また男性当事者も問題の本質について対応してもらえるような支援を受けていません。加害被害何れにしても修復的支援がないのだから、当然といえば当然。

親子に関しても、教師やスクールカウンセラーに相談しても、心理的な対応はされていても、社会病理としての助言は受けておらず、世間の常識(ナラティブでいうドミナントストーリー)に縛られなくていいよって助言は受けることはあまりないでしょう。学校教育という枠の中で教師もカウンセラーも仕事しているからそれは当然といえば当然。

私は幸い、臨床心理士でもないし、公認心理師でもない、どこかの大学のセンセでもなければ、支援施設の職員でもない、だれからも給料をもらってないし、職権で支配されることもない、まったくの自由、ある意味やりたい放題。

こんな私だから、世間の常識やら法制度、倫理や道徳に縛られることもありません。ですから、ドミナントストーリーに縛られることなく、オールタナティブストーリー(その他の物語)を自由に語れます。クライアントが社会の様々な価値観から解放され、自由に考え行動するための物語を共に紡ぐことができます。時には共犯者にもなり得ます。

で、そんな私、家族をめぐる常識・・例えば・・・結婚したら幸せになれる、子供がいないと不幸、離婚は子供がかわいそう・・・などなどたくさんあるけれど、それらがいちいち、家族ファンタジーであることを、クライアントに伝えつつ、回復のための物語を紡ぎます。そのための小道具が「マイルール」のワークです。

実は、それはそれぞれの意識することのない行動規範について、意識化してもらい、家族の葛藤や問題が、じつはちゃんとした契約がなされていないことが原因となっていることをりかいしてもらいます。

家を建てるにしても、車を買うにしても、大きな約束事について、人は契約書を交わします。負担や責任の範囲とか、契約の条件とか、契約の変更・終了に関する約束など、様々な約束事をして、契約を交わします。それは、その契約後の問題の発生を予防し、問題が生じても問題を極力小さくするための知恵でしょう。

けれど、家族に関して、婚姻届はまったくの白紙の契約書です。けれど、実はそこには様々な責任が発生しているけれど、責任の範囲などについてまったく記載がなく、とても曖昧で無自覚な契約になっています。私に言わせれば、こんな契約だったら揉めるのは当たり前。だれがいいとか悪いとかではありません。

他人であれば、家族だから分かり合えてるとか、思いやれて当たり前とかの期待はしません。他人ですから、過剰な期待もしないし、裏切られたと傷つくことも少ないものです。けれどなぜか家族だと思つているばかりに、契約もせずに、期待したり裏切られたり、縛ったり縛られたりする・・・・・これが家族なんですよねえ。

余談だけれど、殺人・傷害事件の起こる関係は家族親族がほぼ半数、家族は他人以上に危険なのです。その原因は、家族だから・・なんですよねぇ。

こんな危険な?家族ファンタジーから解放され、家族も所詮他人と考えることで、それぞれの価値観や規範を出し合い、お互いが納得できる契約を交わすことで、真に対等で自由な家族を作ることができる、そんなセラピーをおこなう私です。

 

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