昨夜の男ワーク、女性一人も含め15人の集まりとなり、満員御礼に。お題は絵本の読み合わせ。用いた絵本は「怒ろう」と「100万回生きた猫」と。
とかく男は理屈で考え、感情を抑圧するような文化を生きているから、なかなか豊かな感情表現は難しいし、自分の感情にも気づきにくいもの。
怒りや悲しみなどの感情が沸いた時、それを自覚し、表現するためには、それなりのトレーニングが必要。
往々にして、加害者プログラムは意識で自身の行動変容を促すために、感情に対する抑圧となるけれど、それはひいては自身の存在(情動)を自己否定することになり、意識と無意識の自己不一致をもたらし、自己肯定感を下げてしまうことになります。不安定で問題を抱える人格になりかねません。プログラムの有効性が低いと言われる所以です。
二つの絵本を読んだとき、どんな気持ちが沸いたか、それに正解はないけれど、多くの参加者の語りを聞くことで、自身のもやもやした気持ちの意味を理解することが可能になります。ひいては、自分が見えてくるというもの。特に新しい参加者にとって、感情を意識化することも言語化することも難しいもの。それが家族の人間関係を阻害していたことにも思い至ります。
そんなワークの後にも、何人かが居残りしておしゃべりを楽しんでいました。おしゃべりを楽しめる男たちって可愛いものですねぇ。
そうそう、昨日はたまたまお魚が安くて、大きな天然ハマチが980円。ついつい買ってしまって、こんなにたくさんどうすんの・・・。でもうんまーい。