カウンセリング日記

メンズカウンセリングってなんだ?

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明日は日本橋SBLにてメンズカウンセリング講座。朝は9時過ぎから、夜は20時過ぎまでのハードスタディー。メンズカウンセリングと銘打ってカウンセリングや支援を行っているのは私のグループだけ。以前、メンズカウンセリングという言葉で、商標登録取ろうとしたけれど、だめでした。けれど、私のグループ以外でメンズカウンセリングを称する人も団体もないので、まっいいかというところ。

これは、ウイメンズカウンセリングのカウンターという意味もありますが、男性論に基づいた支援、セラピーであるということが第一義の定義です。男性の男性による男性のためのセラピーというわけではありません。この辺りはウイメンズセラピーとは根本的に異なります。ウイメンズ(フェミニスト)セラピーは、女の女による、女のためのセラピーであり支援です。男はその対象ではないどころか、男の支配から女を解放するのが基本理念だから、ウイメンズセラピーにとって男は戦うべき相手ではあっても、支援の対象にはなりえません。

メンズカウンセリングでは、そんなフェミニストの価値観とは異なり、男性支配の構造は実は男性自身も差別され抑圧される被害者になりうる存在として概念しています。男対女ではなく、性に関わらず権力のある者と無い者の問題として捉えます。性別の問題では無いのです。ですから、支援の対象は、性別は関係ありません。また、加害の裏にある被害の問題も理解できていますから、加害被害で支援を割りふりません。

問題は性別の問題ではなく、権力の問題です。加害被害をいう時も、単に暴力の問題ではなく、権力や様々なパワーコントロールも問題視します。ですから暴力を振るわなくても、自らの経済力、地位、名声、知識、権力などで、他者に優越するものはすべてパワーコントロールの加害当事者として認知されるのです。

立派な地位と名声を持つ男が、問題の表面化した男性だけに変化を求めるコメントをしゃあしゃと書き付けても、自らの暴力性に気づかない、フェミズリ男の戯言、と私は揶揄するしかありません。現場や当事者の真実を知らない他人事の語りでしょう。

かように、メンズカウンセリングは、差別抑圧を是とする社会構造に対する抵抗でもあり、社会運動としてのセラピーという側面を持っています。当事者の問題というより社会病理の問題として当事者の問題を理解します。「個人的なことは政治的なこと」であるのは女だけの問題では無いのです。

セラピーを個人の問題としてのみ見る既存の心理学やらセラピーではなく、家族や地域の病理としても見るナラティブの視点を更に超えて、セラピストの生きる場も含めた社会全体の問題として見るのがメンズカウンセリングです。ですから、セラピストの生き方そのものが問われるセラピーでもあり、とてもじゃ無いけれど、既存のカウンセラー養成システムなんかとは比べ物にならないほど、困難な概念で組み立てられています。専門家志向の方には、思いもつかないだろうし見向きもされない形態ですよねえ。だから、学びを求めるのは当事者の方たちばかり。

そんなこんなのメンズカウンセリング、明日は私の「DVと支援」というようなテーマでメンズカウンセリングを説明させていだくのと、映画「落下の王国」の視聴、さらにナラティブの一形態のリフレクティングアプローチについて学びます。最後はみんなで楽しくグループワークと交流会です。

このメンズカウンセリング講座、一般の方の自由参加もありですので、当事者の方はもちろん、カウンセリングやDV支援について学びたいという方、ぜひご参加ください。参加費4000円です。

昨年咲いたルピナスの種を蒔いたら、芽が出てきました。花も人も育てるのは楽しい。

 

 

 

 

 

昨年咲いたルピナス
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