支援・援助論

DV依存の被害者と自己決定を許さない被害者支援と

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私のカウンセリグのクライアントはおおよそ、その半数が女性です。いわゆる被害者と世間で言われる女性もいるし、逆転現象で加害者化している女性もおられます。

行政の支援では加害女性の存在は認められていませんし、その支援もありません。ですから、自らの加害者性に悩む女性は行き場がありません。

もちろん、加害男性の支援も行き場もさほど多くはありませんが、加害女性となるとなおさらありません。

また、被害女性も、弱く傷つき庇護を求める女性(でなおかつ支援者が困らないケースにおいて)のみ支援の対象にしています。その支援の前提は、弱り果てて自己決定も出来ず、素直に支援プランに従う被害者です。

離婚するつもりはないとか、精神医療のお世話になりたくないとか、児相に関わる必要はないとか、夫と連絡を取りたいとか、自由に行動したいとか、自由に人と話したいとか、実名で呼ばれたいとか、人権としては当然のことを主張する被害者は、話を聞いてもらえないないとか、シェルターも利用できないとか、いっさいの支援を断られて、「殴られても知りませんから、ご自由に家に帰ってください」とまで言われて、勢いで家を出てしまったけれど、怒り狂ってるだろう夫の元には怖くて帰れないし・・やむなく、支援者のいいなりになるしかない状況に追い込まれてしまいます。

いったんその支援プランに乗ってしまうと、ケースワーカーやドクターやら弁護士やらと繋がってしまって、引き戻せなくなってしまいます。本音で語ることもできなくなってしまいます。結局ずるずると支援者の支援に依存するしかなくなります。でないと、子供と引き離されたり、就職や、住居確保もできなくされてしまいかねません。

かくして、DV夫の支配から逃れて支援者に支配されてしまう弱き被害者になってしまいます。自己決定も出来なければ、自己責任も負う力もない、被害女性です。そんな女性が子供を抱えて自律的に生活できるはずはありません。福祉に頼れなければ、また別の依存できる男を探すしかなくて、DV家庭が再生産されてしまいます。

支援者はDVをなくすことではなくて被害者を隔離保護することが目的だから、DV家庭の再生産は特に問題にはならないどころか、施設維持のためにはDV家庭が再生されなくては困るということになっていると言っても嘘ではないでしょう。

まあ、大雑把に言うと、こういう現実がある限りDVは無くならないし、DVは治らないという声しか、世間には流通しなくなってて、修復的支援とか、脱暴力支援とかは無理なんよね。

とはいえ、さすがにこのままではまずい、と行政も感じてるらしくて、DV支援・・加害者プログラムだとか、シェルターだとか、面会交流支援だとかの実態調査を始めてて、私のところにもアンケートがきたりしてるけれど、私は支援の箱を作って行政からお金を引っ張ろうなんて考えてないし、アンケートも拒否しました。

そもそも、行政のこれまでの実態に対する反省もなければ、私を排除したまま、プログラムをスタンダード化しようなんて、おバカもいい加減にしてほしい・・ってところ。当事者の不幸を飯の種にする支援には関わりたくないしね。

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