私の日々の生活は、かなり異質というか、独特というか・・変わり者ですね。再生センターでカウンセリングなどの業務を行ってるけれど、カウンセリング料金が一時間3000円とかシェルターも利用料が食事代込みで一月六万というめちゃ安の利用料。これでは、施設の購入費の借金返済、借地の借地料の支払い、光熱通信費など経費でほとんどなくなってしまいます。残ったわずかのお金と月一万の交通費が私の収入になります。月、三、四万というところかな。息子から食費・弁当代として三万もらってるけれど、合わせても六・七万てところ。
もめた夫婦問題に関してほとんど役に立たない心理カウンセラーが一時間一万とか、シェルターにDV被害者を入れたら一人十数万とか二十万とか行政から補助がおりるとか、そんなおいしい話とは無縁の活動です。
でもねぇ、昨日のワークシートにもあったように、私はそれでも、経済や暮らし、仕事、健康に関して、結構満足しててどれも80点くらいの自己採点。自分の性格とか生き方に関してはほぼ100点。なんとすごい自己満足。
ほとんど、旅行もしない、高価な買い物もしない、飲みにもいかない、タバコも吸わない、外食もしないけれど、それで自分が欲求不満になったり、不健康になったりもしません。むしろ、誰よりも満たされた日々を過ごしているのだろうと思います。
キーワードは「マネー」ですかねぇ。近代以降人々は貨幣に対する過度の依存や信頼を前提に暮らしを成り立たせていて、自分の生存に必要とするサービスを全て貨幣で購入するしかありません。お金がなくなるとたちまち暮らしも生存も成り立たなくなってしまいます。要するに資本経済に支配されていると言ってもいいのかな。貧乏人も金持ちもお金の奴隷。貧乏人は金持ちに支配され金持ちはミダス王の悲劇からは逃れられないし。一番豊かなのは、ディオゲネスかも・・といえるこのパラドックス。
で、私はディオゲネスまではいかなくて・・・もう少し煩悩もあるし・・・も、かなりいい線いってると自負します。だから金がわずかでも、とても豊かな暮らしが可能です。自分に必要なモノ、サービスはほとんど自分で作れるし、自分で作れないモノ・事は、助けてくれる人に頼めるだけの人間関係もあるし。
ほんとこれからの豊かさ、安全保障は、マネーではなくて、生存スキル、ネットワークスキル、自己肯定感ですね。そんなスキルがあれば、経済の崩壊も怖くないし。老後の心配、蓄えもしなくていいし。日々、今の幸せを享受できますねぇ。・・・ああ、独り言をつぶやいてしまった。
かぶらのおいしい季節・・かぶらの甘酢漬けとナスの辛子漬けを作りました。見切り品で作るので費用はタダみたいなもの。
昨夜の半月・・・月にまで愛されてるなんて・・・もう変態♬