カウンセリング日記 支援・援助論

共犯者になれる? クライアントとカウンセラーの深い溝

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世間ではいけないことをしてしまった、やめられない、やってしまいそう・・そんな方が支援を求めて私のところに来られます。

もちろんDVやモラハラも然り。性的なこと、犯罪に関すること、死にたいとか殺したいとか・・・世間では口にできないようなことを私に語ってくださいます。

私はその語りに、それは悪いことだからやめましょう、何てことは言いません。やめられなくて困り果てて私のところに来てるのだから。私が言うのは「やめられないよねえ」「そりゃ殺したくなるわ」「パクられたらまずいよねえ」などなど・・・どんな感情に対しても共感の言葉を返します。

で、なぜやめられないのか、なぜやめなくてはならないのか、やめなくて済む方法はないのか、ナラティブで言うところの「その他の物語」の模索をお手伝いします。

問題を解決しようと努力することが難しいなら、問題がなぜ問題なのか、別の視点で思考することで、悩みが悩みでなくなる・・そんな不思議が起こります。

先日も夫婦の問題で誰にも言えず苦しんでおられた方とお話しして、その問題が問題でなくなって一時間で随分と楽になってくださいました。考え方次第ということではありますが、そんな時に必要なのは非常識な考え、常識を逸脱した思考が役立ちます。

そんな非常識な思考を語り合う時、私はそのクライアントにとって共犯者になるわけですが、それは私の社会的なリスクを高めるということになります。けれど、私は社会の仕組みに依存して仕事してませんから、そのリスクは怖くありません。すでにセクハラカウンセラー(冤罪ですが)として業界から干されていますからねぇ。

むしろ共犯者の私を助けてくれるのは、共犯者のクライアントです。実際私が冤罪セクハラでやられた時に助け、支えてくれたのは多くのクライアントでした。

けれど、多くのカウンセラー、セラピストにとって、行政やアカデミズム、マスコミとの関係は大切で、クライアントとの共犯関係を作るのは不可能でしょう。厳しい案件に対してクライアントを切り捨てることで保身を図ります。私はそれでやられました。

けれど、そのことで、私は社会の権力構造に対する依存を断ち切ることができ、クライアントとの共犯関係をたやすく構築することができるようになりました。何が幸いするかわからないものですが、何があってもブレない自己信頼があればこそ、ということもあるでしょう。

セラピストとして、社会の権力構造とどう向き合うのか、その辺りをスキルアップし、よりパワフルなセラピストになるためのメソッドを獲得できるのがメンズカウンセリングです。今度の日曜、メンズカウンセリング講座です。セラピーや支援に興味のある方、誰でも参加できます、ぜひ。

 

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