支援・援助論

家族が壊れる前に・・・修復的支援を!!

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先日「DVは なおる」のレビューに新しい書き込みがあり、かなりしっかり理解してくれて書いてくれているのがよく分かる内容でした。けれど、最後に「DVは男が加害者で女が被害者であることをわかってないのが問題」のようなまとめられ方をしてて・・あっちゃーと苦笑した私。

トイレットペーパー以下の本だとのコメントもあったりしたけれど、加害男性が主体的に脱暴力していくことを是として書いていることやら、女性加害者とか男性被害者の存在も書いてるだろうし・・そういうことも許せないんだろうなあ、傷ついてる被害女性にとって。

その方達、加害者は男性、女性は被害者、だから女の自分は悪くない、と思い込みたいんでしょうかねえ。そしてどこかでそれが正しい認識って誤った学習をしているんでしょうね。でなければ、トイレットペーパー以下なんて感情的な表現はできないでしょう。

そして今も被害からくる痛みが終わらず、ことあるごとに男性に対する怒りやら恨みの感情にとらわれてしまう。すべて夫が悪い男が悪いと転嫁することでしか自分を支えられないとしたら、それもまた痛ましい話です。

離婚して幸せになれていたら、こんな感情からも解放されているはずだろうけれど、シングルマザーの貧困とか、病理化だとか連鎖だとか問題が拡大している現実は離婚が必ずしも、問題解決にはなっていないということでしょう。離婚ビジネスのカモにされただけ、といえば言い過ぎかもしれませんが・・。

とはいえ、私は離婚がよくないこととは考えていませんし、そもそも今の法律や制度、家族意識の社会の中で、結婚すること自体、オススメし兼ねます。婚姻届の提出という国家との契約は当事者にとって利益よりも不利益が大きいと考えています。

結婚するしない、離婚するしない、ということよりもはるかに大切なのは、相互理解と相互信頼、対話と思いやりのある関係ができているかどうか、ということ。それらは家族関係を構築するには不可欠の要素だけれど、それらがないところで国の制度がそれらを補ってくれて、家族が維持できる時代ではありません。

家族の問題が起こった時に、誰かにその原因を求め、ジャッジし、排除したり制裁を加えたり治療することで、家族の問題が解決するのか・・・そんなことは妄想にすぎません。けれど、いまのDV支援や虐待防止の支援は、その根拠なき妄想を制度化しているだけとしか思えない私です。

家族問題は人間関係の問題でありそれを理解するには心理学やら社会学的理解が不可欠。なのにそれらについて全く素人の法曹関係者や警察、行政支援者が、家族問題の支援として権力を伴い当事者をコントロールするから、問題は解決されず形を変えて再発連鎖するだけ。その挙句の家族崩壊、貧困化、病理化でしょう。

そのあたりのことについて、拙著では拙いながらも新たな視点を提供しているつもりだけれど、癒されてない被害者には受け入れがたい内容なのかもしれません。加害者は悪い奴、なんて一言も書いてないのだから。

けれど、家族問題が起こった時、問題を冷静に見ることのできる当事者はギリギリのところで世間のDV支援のレールに乗る前にリサーチを進め、私にたどり着きます。そして「DVは なおる」を読んでくださるわけですが、結果、問題が何かを理解し、私の支援を求めてこられます。

先日もそんな当事者が私に繋がってこられて、夫婦が、それぞれ私との対話を持ち、崩壊寸前の家族が辛うじて家族再生へ進路変更することができました。私がその方達に伝えたのは、それぞれ自分の問題に向き合い、関係を再構築し、みんなが幸せになってほしいということ。

誰かに悪者のラベルを貼って排除しても、何も解決しないし、結果だれも幸せにならない、そんな世間の支援とは全く違う支援が私が行ってきた修復的支援です。それは決して元の鞘に収めることではありません。女性差別を容認することでもありません。離婚が最善な場合には、みんなが納得する離婚を目指すし、離婚せずに別居なり同居を目指すなら、そのための支援を提供します。

その結果、修復的離婚に至った方もおられるし、別居のまま家族している方もおられます。再同居に至った家族もあります。結果は多様だけれど、共通するのは癒され、家族関係も修復され、痛み苦しみや憎しみなどから解放されているということ。

たまたま私につながることができた方達はある意味ラッキーだけれど、私に繋がれないまま、家族崩壊の末、傷つき、恨みや憎しみに囚われている方たちの多いことには胸痛みます。修復的支援のできる援助者・・・増えてほしい・・育てたい・・・


 

    昨日は暇に任せて、イチゴとキウイのケーキを作りました。

 

今日は一日雨、連れ合いとのウォーキングがお流れに

そーいえば、昨年も流れたわ・・・一昨年の時の写真です。

 

 

 

 

 

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