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日本家族再生センター

カウンセリング日記

私って何だ ? ・・自己概念の確認

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昨夜の男ワーク、新規参加の女性も含め十名の集まりに。ファシリはテルさん、お題は「家族動物園」。

最近の私はこのお題で自分を語るとき、自分をスズメで語ることが多くなっています。動物園のケージを自由に出入りして勝手にエサ食べて勝手に飛んでく。誰の管理も束縛も受けない・・・そんな存在。以前は野生の狼だったり野良犬だったり・・・、自由であること、誰の支配も受けないこと、たとえ生きるのが大変だったとしても。

私が小学生のとき、センセがクラスの子供達に問いかけました。「もしあなたがなるとして狼か犬かどちらを選ぶか」という意味不明な質問をした時に、私は迷わず 狼 と答えたけれど、そう答えたのは私ともう一人だけで、あとは全員 犬 でした。私はそれが驚きでした。なんで犬がいいんだよー。

あの時私が狼を選んだのは子供心に自由に対する憧れがあったんでしょう。勉強もできなくていつもセンセと揉めてた自分にとって、管理されない、支配されない自分、というのが何より私の存在の意味だったんだと思います。エサや庇護よりも自由が大切。

そんな私、社会から自由であることと社会に依存して生きていくことの矛盾から、思春期あたりから実存不安に苛まれるようになるわけですが・・社会に依存しなくてもいいと思えるようになって、葛藤もなくなり不安障害からも解放され、本当の自由を得た自分として、自己概念することができるようになりました。

そんな私を比喩すれば自由にケージを出入りして勝手にエサを食べて勝手に飛んでいく、自由なスズメってことになるんだろうと思います。誰からも自由・・・家族からも・・私の家族は、ねばならない関係ではなく、お互いの自由な意思で信頼関係を構築する関係・・・スズメの家族、嫌ならいつでも飛んでいけばいいし。法律や金で縛りたくないし、縛られたくもない。

けれどこんな私の価値観は世間では異常なんでしょうねきっと。生きるのが過酷な狼よりもエサと庇護のある犬であることを選択するのだもの。家族も法律や経済、貞節で縛りあうことで安定した関係、いわゆる家族ファンタジーに生きてる人がほとんど。

そんなファンタジーが崩壊して困難に向き合わされた方たちのためのグループワーク。彼らも失われたファンタジーに執着するのではなく、新しい自己概念、家族概念を再構築することで、これまで以上に幸せになれるのだろうと確信する私でした。

 

 

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