DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

日本家族再生センター

カウンセリング日記

悪者を作らず・・みんな幸せに・・

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今日もバタバタしてました。朝からカウンセリングがあり、お昼をはさんで、もう一件、夕方にも急な来談がありました。

どの方も、家族や近しい人たちとの人間関係上の困難や不安を抱えておられます。

お話を聞かせていただく私だけれど、どのお話も善悪という視点でお聞きする事はありませんし、誰が悪者かなどとジャッジする事もありません。

その方自身はもちろんその家族や近しい方、さらにその関係者など、関わる人たちみんなが幸せになって欲しいとお伝えしています。

いわゆる被害者に、あなたは悪くない、と告げるのは必要だけれど、ではなぜ問題が起こるのか、本人が辛い思いをしなければならないのか、またいわゆる加害者に、あなたは犯罪者だと言い募っても、問題は解決しないし、被害者が救われるわけでもなく、それらの言葉は援助者の自己満足かアリバイ作りにしかならない、と私は考えます。

カウンセラーなどの援助者は、裁判官でも警察官でもありません。クライアントの抱える困難や不安がどこから来ているのか、どうすればそれを終わらせる事ができるのか、一緒に考え、一緒に歩み、人生の物語を書き換えるお手伝いをするのが仕事です。

今日の三人のクライアント、それぞれに今の困難を終わらせるためにはこれまでの自分から新しい自分へ変化しなくてはならない事は分かっているけれど、それがこれまでの自分を否定する事になるのではないか、本当の自分が見つからないのではないか、など、自分を成長させる事にためらいや不安も感じておられるのもよくわかります。

そのためらいや不安によりそい、新しい一歩を見守る事で、人生の物語の書き換えがおこります。だいじょーぶ、私が見守ってるから、いざとなったら助けてあげるから・・・よちよち歩きの子供を見守る親の気持ちみたいなものだけれど、それは決して上から目線のコントロールではありません。

その方たちがいずれ自分で自信を持って人生の道のりを歩き始めた時は、誰かを傷つけたり自分を押し殺したりする事なく、誰に対しても信頼と愛情と勇気をもって関わってくれるでしょう。

みんなが幸せになるような、そんな支援を続けたいと、今日もそんな思いを強くしましたとさ。

 

今夜は、これまでスカイプでしか繋がれてなかった遠隔地の方がご来訪下さいました。事務所のユキノシタを天ぷらにして晩御飯とさせていただきました。

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