私はなぜか強い女、聡明な女に女としての魅力を感じる性癖なので、弱さや無力さを感じさせる女には女としての魅力を感じないのです。これは昔っから。だから依存的・従属的な態度を示す女には、惹かれない・・即ち相対的に私が強い男であるということで関係が成り立つ関係は恋愛感情が起こらないのです。要するに女に甘えたいのかな、私。
そんな私が良い女だなぁと見惚れたのは映画「コンタクト」のジョディー・フォスター。ストーリーは省くけれど、聡明で努力家、権力構造の中で孤立しても挫けず信念を貫く天文学者を演じたのがジョディー・フォスター。私はコンタクトを二度見て二度泣いたけれど、強くて美しい(私にとって)ジョディーだからこその涙だったんだろうと今更にして思う。
そんなコンタクト以前のジョディーはその六年ほど前に「羊たちの沈黙」でも良い演技を行ってたけれど、ここでは強さが全面に出るというより新米ポリスの恐怖が表現されてて、強い女とは少し違うイメージであまり女の魅力は感じなかった私。
他にもパニックルームやらフライトプランで強くてタフな母親を演じるけれど、いずれも知性派女優と言われる所以。賢い強い美しい・・こんな女にはひれ伏したいとさえ思う私。まあ、そんな女にはほとんど出会えないけれどね・・少なくとも日本では。とはいえ、私の恋心はそれなりに疼くので、パーフェクトではなくてもそこそこの方には魅力を感じてしまうのも事実。
こんな話・・もう昔語りなんだけれど・・片脚を棺桶に突っ込んでる前立腺癌ステージ4の今の私には夢のまた夢・・な話で、今の私はホルモン療法剤で珍子は退化して起立不能だし性欲はほとんどなくなってるし・・・でもねぇ、恋心はなくならんのよね。その恋心、やはり強くて美しい賢い女に心惹かれるのも変わらずの私。多分死ぬまで変わらんだろうし、死んでも来世イタリアでも変わらんでしょ。
反対にね、美しくない(私にとって)賢くない女は恋愛対象外だし、性欲も起こらない。なのに十数年前そんな女にセクハラされたって、冤罪で提訴された日にゃびっくら、寝耳に水。いきなり事務所に何台ものカメラや何人もの記者がやってきて、あんたセクハラしたでしょ、相手が記者会見しましたよ・・って話。もうなんて話だ!!二時間後には私はテレビでセクハラカウンセラーとして放映されたし新聞にも載りましたがな(笑)
連れ合いから、「あんたテレビ出てるで、セクハラしたんか?」の電話があって、テレビつけたら、確かに夕方のニュースに出てましたよ。それ以降私は行政からもアカデミズムからも干されることになるけれど、人生何が幸いするか分からんのも確か。
いま、私はその訴訟をネタに原告をマキバオーと称して、司法の偏見やら行政やアカデミズムの人たちの節操のなさ、バカっぷりをおしゃべりしているのです。真実の話をね。これがまた面白いし、当事者には説得力のある話・・なんですよねぇ。人生はほんと面白い、恋心も捨てがたい・・
ご近所の満開の紅枝垂れ桜 今日の雨でかなり散ったかな